黒薔薇のアリス

柊季ほたる

第1話 夜

「やぁ、君がメールしてくれた雪姫ちゃん?」


「はい。冴島さんですか?」


「そうだよ。じゃあ行こうか。」






こうして私は稼いでいる。


もちろんバイトもしているが、それだけでは足りない。だからこうして夜の街に行く。



お母さんには申し訳ないけど、ここは誰かに必要とされていると感じられる場でもあるんだ。








私はまた夜の街に繰り出す。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る