第1話 スクランブル

前話でいい忘れたことがあるので、この場にて補則する。


10.ジャパリパークの舞台は、東京都小笠原群島西ノ島であるとする。




2018年5月の小笠原村の日の入り時刻は、18:13分ごろであり、アニメ11話のミーティング(作戦会議)は17:45分ごろに行われたものとする。

となると、自衛隊が出撃するのは18:15分ごろであり、この時点でアニマルガールによる対セルリアン戦は開始していないものとする。また、付近の父島には海上自衛隊父島基地分遣隊があるため、ホバークッション挺LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇が出撃。これの速力は70km/hであり、また、父島と西ノ島は130kmあるため、到着時刻は20:15分頃である。

アニメでは、この時点でアニマルガールによる対セルリアン戦は開始しているものの、まだかばんちゃんは取り込まれてないものとする。

また、同時に硫黄島航空基地(西ノ島から約280km)からF-15(*1)が出撃するものとする。なお、F-15は約1300km/hで飛行するため、20分で到着(18:35)し、ミサイル攻撃を行う。なお、事前にアニマルガールに対してはラッキービーストによる爆撃の旨と、避難することが伝えられたので、アニマルガールには負傷者、死傷者はでなかったものとする。


セルリアンについてだが、ミサイルを取り込むので、ミサイルは爆発せず、その分セルリアンは巨大化する。また、この時点でセルリアンの弱点である石は露出していないものとする。

また、セルリアンはF-15より発せられるジェットエンジンの光に反応しているものとする。


その為、硫黄島航空基地よりスクランブルしたF-15は一旦引き返す。この頃には、ラッキービースト及びアニマルガールによる情報提供もあり、閃光弾によるセルリアンの誘導、散水によるセルリアンの退治が提案される。その為、第二次攻撃隊は、散水こそ出来ないものの、閃光弾によるセルリアン誘導作戦が開始される。(各作戦については、別のエピソードで語るものとする。)

しかし、セルリアンはいくら光があっても、近くにある海には入ろうとはしなかったため、ミサイルによる対地攻撃(*2)を行った。しかし、ミサイルの爆発による影響はセルリアンには見られなかった。

(余談だが、似た性質を持つ別作品に出てきた相手のように、ビーム兵器をあてても、取り込まれる。もっとも、この時代にそのようなものは存在しないが。)

ここまでで、約1時間(19:15)が過ぎた。

航空自衛隊入間基地から西ノ島までは、約1000kmのため、この時点で本土からの増援が到着する。しかし、せいぜい閃光弾補給が届くのみであった。

このような膠着状態となっていたが、30分後(19:45)、航空自衛隊美保基地からの増援が到着する。C-2輸送機が、消防車を持ってきたのだ。



(*1)硫黄島航空基地に配備されている機体が不明のため、航空自衛隊で最も配備されているF-15戦闘機を採用。


(*2)セルリアンに直接ミサイルを打ち込んでも取り込まれてしまうので、地上に当ててミサイルを爆発させダメージを与えようとした。

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