第3話淡路島三泊四日サイクリング・1日目②
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| アルちゃん |
| 種族・ドワーフ(見た目) |
| 身長 168cm |
| 体重 85kg |
| 体脂肪率 37% |
| BMI 30(肥満度2)|
| 状態 旅に出たい |
| ( 4月中頃当時 ) |
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※BMI= 体重(kg)÷身長(m)÷身長(÷)
※ 体脂肪率=(実際の体重ー標準体重)÷標準体重×100
標準体重=身長m×身長m×22
こんばんは、アルちゃんです。
運動による体の火照りで寝付けません。
↓ 前回まで ↓
腹の脂肪とひきこもり気味でフラストレーションが貯まりに貯まったアルちゃん。
思いつきでテントを持ち出し、淡路島へと自転車で漕ぎだした。
↓ 本文 ↓
明石から淡路島へ渡るフェリーはジェノバラインといいます。
普通のフェリーと小型船の二種類でているようですが、
二つ合わせると一時間に2,3本出航している頼もしい交通手段です。
770円出せば自転車もそのまま乗せてくれます。
近年有名なサイクリングコースを持つ自治体ではサイクリスト(自転車乗り)への
アピールが盛んですが、淡路島もその一つ。
淡路島一周は関西を代表するコースの一つなのです。
他はどんなところがあるでしょう?
びわ湖一周、『ビワイチ』や、『しまなみ海道』などが有名ですね。
脱線しました。
淡路島へは20分程の乗船で到着します。
淡路島の北の端、岩屋という所に到着しました。
とりあえず南に向かって走り出します。
常に海側を走りたかったので、自転車は左側通行ですから、東側から回ります。
海岸線の道は、何も無いエリアと大型商店が集まる区画とのサンドイッチです。
アップダウンも特になく、あくびをかみ殺している間に20kmほど走りました。
この時点で午後四時です。
まだ日が落ちるまで時間はありますが、そろそろ考えねばなりません。
今晩の宿です。
野宿前提でしたので、ちょうどいい塩梅の場所に目星をつけていきます。
ちょうどいい場所とは、どんなところでしょうか?
① テントを張っても怒られない
② うるさかったり、不良のたまり場ではない
③ 水が使える
④ 利便性がいい
⑤ 今日はここまで! ラインから離れすぎない
⑥ 芝
⑦ 無料
キャンプ場には頼りません。
グーグルの地図を頼りに、それっぽいところを探します。
山は嫌です。総重量30kgの自転車を漕いで坂を上りたくありません。
でしたら海岸線でしょうか?
しかし淡路島は、市街地と海岸線がとても近く、無断で使える土地がありません。
あーでもない、こーでもない、と色々検討した結果、
東浦という公園の一画でテントを張ることになりました。
理由:
① 人家が近いが、生い茂る木々が目隠しになっている
② 誰か来るとも限らないが、賭けることに
③ 蛇口を発見
④ スーパーが近くにありんす
⑤ 自宅から70km地点。まぁこんなもん
⑥ 砂地っぽいが、芝も植えられている
⑦ 無料
テントを張りだす時、キャッチボールする親子がいましたが、まぁいいでしょう。
テントを張り終え、飯を作り出す頃にはもう帰ってしまいました。
水を汲みに行くと、
『キャンプ等やる場合には管理者に許可を得てください』
といった趣旨のボードが立てかけられていました。
皆さんはこの記事を根拠に、東浦でキャンプしてOKとは思わないでください。
水をガスコンロで火にかけます
野宿のときは普段から鍋でマカロニペンネを茹でます。
カレーだろ⁈ というあなた。
これほど不経済な事はありません。
米を茹でるだけで、どれだけガスを使うと思うのですか?
米を茹でるには40分以上は時間が必要です。
米ばかり食べていると、5回炊いたらもうガスが無くなるのです。
マカロニペンネは、物にもよりますが、5~10分でゆがけます。
4~8倍はお得なのです。
ただ、味付けに難儀します。
スーパーで買った玉ねぎを刻んで入れてみました。
淡路島といったら玉ねぎです。しかもその時期は新玉の季節です。
コンソメの素もいれて、スープのようにいただきました。
何か変わったことをやってみたいという欲求が止まらなくなることがあります。
麻婆豆腐を作ってみました。
クックドゥー的な麻婆豆腐の素を炒め、豆腐に絡めました。
手のひらサイズのフライパンで作ったので、中身は溢れんばかりです。
何で作ろうと思ったのでしょう?
きっと最近入れたマンガアプリで見た、『中華一番!』というマンガの影響です。
子供の頃アニメで観てたマンガでした。
麻婆には様々なスパイスが投入されているのです。
このスパイスが、体を健康にし、脂肪の燃焼を助けてくれるのではないか?
という思いから、旅先マーボーを試すことにしました。
ちなみに豆腐を食べることでマカロニを食べ過ぎないようにするという、
カロリーカット効果も狙っています。
結果ですが、
まぁ、別になくてもよかったかな? と
翌朝も作ったのですが、作るのに手間がかかるので時間を浪費しましたし、
腹が膨れるので朝からグッタリして出発が遅れましたし、
洗剤持ってくるの忘れたので、水で洗っても鍋がべたつくし……
海の浄化能力を期待して打ち寄せる波で鍋を洗ったら、砂まみれになりました。
要、改良の余地ありです。
翌朝は午前10時ごろまでウダウダ読書などしてから、出発しました。
読んでいた本は、永井路子:著『流星 お市の方』でした。
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