第6話

「君たちは完全に包囲されている俺達とて銃弾を君たちに打ち込みたくない」

 スピーカーから発せられる声はとても落ち着いている。

 その間俺は女に投げ出されて息が止まってる。


 すると女は状態を起こし両手を上に上げた。降伏するらしい。


 俺も地面にうつ伏せになり頭の上に両手を乗せ両足をクロスさせる。


 そしてトラックが爆破した。

 あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!いや偶然俺の目の前にホログラムが落ちててトラックに爆弾積んであるのを思い出したんだ!その中に遠隔操作のが一つ有って試しに起動したら誘爆しまくりでフハハハハ!


 やったか!?

 まああの女は多分死んでると思うけど。

 これで警察サツから逃げれば無事報酬をいたd…


 ファッ!?

 スッと女は火の7日間のように立ち上がった。巨人兵かよ。

 生きている…だと?

 いくら生存フラグを立てたからと言ってあの爆発では生き残るまい。…だったはずなのに。

「もしかして…サイボーグ!? サイボーグ化は違法だぞ!?」

 あ、だから指名手配になっていたのか。

「りょ、量子ハドロン砲を撃つのだけは勘弁してくれ!」

「…誰がサイボーグだ」

 そして無言のまま女は俺に蹴りを入れる

 数分後、一方的に暴力を振るう女と一緒に俺は警察に連行された。

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