第108話 巻きで3ヒット2バラシ。

 108話!


 ひゃくはちわ!!


 ひゃくはち!!!


 しゃくはち❤


 尺八❤❤


 …フェラチ●❤❤❤お~、やべっ…なんか、でったんしてもらいたくなってきたぞ!

 今すぐしてもらいた~~~いっ!!

 してもらいた過ぎる!!!

 とゆーか。

 してもらいたさしかない!!!!

 してもらった後は勿論ナマで…でゅふふ❤


 おっと。

 108とゆー響きがあまりにも素敵過ぎてトリップし、欲望ダダ漏れになり暴走しちまいましたね~。


 だが、しかしっ!


 ここで欲望のままに突っ走り、実行でもしようものならば2万数千円(ラブホ代込)とゆー国家予算並みの大金がふっ飛んでしまうワケで。

 仕事をコキ辞めたばかりのプーにとってこの金額は致命傷に等しいぜ。

 だから、今は我慢(汁)の時。

 次の仕事決まるまでは自分で擦って我慢するとします。それならタダやし。っち、いつものことやんか!…(泣)


 といったワタクシのシモ事情は今、極めてどーでもいー。


 それよりも。


 愛車、アルトくんに(クンニ?といった言葉遊びもその辺にポーンと置いといて)ちょっとした変化がありまして。

 どげな変化かといいますと。

 タイヤ&エンジンオイルを交換して、調整式ラテラルロッド(←説明しきらんき、疑問に思った人いたら検索してみてね)を装着したとですよ!


 納車時に車高を下げ、このクルマには大き過ぎるアルミを履かせたらね、フェンダーアーチの隙間埋まってカッコ良くなったけど、スピードメーターが…径が大きくなると、一周の長さが長くなるもんやき、スピードメーター狂うのよね。具体的にはメーター読みよりも速くなる。

 通勤に使う道っちぶっ飛ばしやすいき、よく事故が起こるんよね。だき、ケーサツ屋さんがでったん多い!流れに乗って走っているときは問題ないけど、単独で走っていたとしたら…餌食になんの、簡単に想像つくよね。実際白バイから斜め後ろに着かれ、しばらく併走されたこと、何回もあったからね。

 そげなことが多くなってきたもんやき、どげんかせないかん!と思い、アップガレージに行ったら都合よくアルトラパン用のアルミセットがあるじゃない。よーと見てみると、ホイールはENKEI!ブランドもんですよブランドもん!それなんにバランス取れんっちことで、エッレー安い。思わずリアクションバイトしたよね。で、履かせてみたところ、ブレんけどバウンドするたんび左のリアがフェンダーと干渉すんのよね。おかげでタイヤの横、削れまくりっつー有様。あまりにも酷いき、フェンダーの折り返し削ったけど効果なし。

 いー加減バーストしそうなんで友達に相談したところ、またもやタイヤの外径が違うとのこと。


 あ~、もー!何なんよ!!


 思わずプチ発狂したよね。

 でも、ちゃんと合ったサイズのタイヤに替えんことには何も解決せんのよね。

 そんな時、坊ちゃんが神のようなタイミングでアルト用の調整式ラテラルロッドを貰ってきたのよね。

 こんなん着けるしかないじゃない!ってことで、友達にはタイヤの発注&装着依頼。


 数日後、タイヤ入荷したとのことで作業開始!

 ラテラルロッドの交換はボルト二本外すだけ。ブツを交換し、再度ボルトを締め、長さの調整。それが終わるロックナットを締めて固定。かなり簡単な作業なのですよ。

 タイヤがちゃんとした外径になって、足回りのズレを修正したアルトくん。

 ちゃんと直っているかどうか、試運転しますよん。走り始めてすぐメーターが正常なことに気付く。そして2速の伸びが良くなった。

 あとは足回りの確認。

 埋め立て地の道が悪いトコロで試せばいいよね!ってことで、あえてキツくバウンドさせてみると…大丈夫やったよね~♪何回か同じこと試してみたけど、全然干渉せんくなっちょった。

 この件は無事解決ってことで、めでたしめでたしでございます。


 ただ、ちょい残念なのが車高でして。スーパーダウンサス組んであんのに大して落ちてなとゆーね。まぁ、明らかに下げてあるのが分かるから、良しとしとくけど。


 このクルマは坊ちゃんが結婚した際奪い取られ、既に手元にありません。かなり前の近況ノート、「子供が結婚した」とか「初雪」にて雄姿を見ることができますので、興味を持たれた方は是非。


 今回のことで乗用と商用っちタイヤの外径違うっちゆーこと、初めて知ったよね~。

 考えもせんことやったき原因究明までかなりの時間食ったし。

 う~ん、奥深いぞ、タイヤ関係。


 といった愛車事情はこれぐらいにしといて、釣り。




 本日活躍してくれたタックルは、


 リベリオン661MHFB-G+スティーズA TW1016-CC


 このセットは98話に登場して以来やき10話ぶり。大して経ってないごとあるんやけど、更新すんのが遅いもんで、たいがい間が空いてしまっちょーんよね。なので、おさらい的な意味も含め、分かりにくい自分の言葉での紹介、ぶち込んどくことにしときましょうそうしましょう。


 でゎでゎ。


 タックル編、はっじまっるよぉ~っ!


 まずはサオからいきますよん。

 リベリオン661MHFB-Gは巻き専用のサオ。

 末尾に「G」と付くのはグラス製のブランクスですよって意味。グラス製とはゆってもガラス繊維100%じゃなく、カーボン繊維が49%入っているけどね。そのためテーパーは「F=ファーストテーパー(極先調子)」だけど、巻きのサオらしくかなり柔らかいよ。

 使用範囲が1/4~1・1/2oz.と広いから、これ一本で持っている全てのルアーに対応できる。

 シリーズ中最強ってことで、寄せるパワーがすんごいのよね。コイのデカいの掛けたときでも危なさ全く感じんやったもん。

 巻のサオだけど、撃ちもフツーにこなせるよ。

 コスパが高いのも嬉しいところ。スペック的にはまんまモデルチェンジ前のブラックレーベルやもんね。ちなみにモデルチェンジ後のブラックレーベルはかなり値上がりして、スティーズとリベリオンの間を埋めるカタチになっちょります。

 ブラックレーベルは質素な外観だったけど、リベリオンはかなりお洒落さん。真っ黒の中にオレンジの差し色入るもんね。黒とオレンジの組み合わせっち、カッコいーよね!

 旧ブラックレーベルからお値段もスペックも据え置きなのに、塗りが良くなったのかブランクスのクリアが浮いてこない。これ、スンゲー進化!経年劣化でみすぼらしくならないのがいいよね。

 といった長所があるよ。

 短所はリールシートかな。丸型ベイト(セットして実際使ったのはカルコンだけど、メーカー云々っち問題じゃない。リョウガやミリオネアでも同じ)しっかり固定できないんだわ。これ、リールフットが接触する部分のRキツ過ぎるのが原因なんよね。巻きのサオなんだから丸型キチッとセットできんとダメでしょ!ちゃんと丸型のリールフットに合わせて設計しよーよ。これ、だいぶんイタダケナイからね。


 次にリール。

 スティーズA TW1016-CCはシリーズ中、最も巻きに特化したモデル。末尾の「CC」は「クレイジークランカー」の頭文字でございます。名前からしてクランクベイト専用モデルっつーのが分かるよね。

 オリジナルのスティーズはロープロファイルベイトのフラッグシップとゆーことで、軽さも優先するため、フレームとサイドプレートがマグネシウム製なんだよね。でもコイツは頑丈さ最優先のためオールアルミ製。名前の「A」はアルミニウムの「A」だよん。そのためオリジナルよりもちょい重い。とはいっても他の機種と比較するとだいぶん軽いけどね。

 パワーゲーム仕様なもんで、ドラグ力が6kg(オリジナルは5kg)。そのため強引なファイトがしやすいよ。

 ブレーキタイプがマグフォースZなので、SVやAIRみたいに投げたときの引き摺った感がないよ。そしてバックラッシュしにくいから投げやすい。

 回転性能かなりいい。でったん滑らかやもんね。

 ロングパワーハンドルに扁平大型ハンドルノブの組み合わせなので、やり取りが楽。

 アルミ製なのでノーマルよりも1万以上安い。

 とゆー長所があるよん。

 短所は無いね。ただ、パワーゲーム仕様なのにドライブギヤがジュラルミンだから、素人考えで弱そうと思っちまうよね。リョウガやジリオンHDは真鍮製だからなおさらね。

 あとは…マグシールドボールベアリングがちょっと嫌かな。注油禁止なのに注油箇所すぐ近くにあるき、メンテする時かなり気を使う。これ、もし油が混入したらマグオイルダメになるき、修理出さんといかんくなるっちゃんね。


 といった感じで短所というよりは好みの問題やったね。






 続きまして実釣編、いっちみたいと思いまぁす!


 ここ数日、激しい雨がちょいちょい降ってですね、ダム放流しっぱなしなのよ。

 おかげで川の水かなり増えていて流れも速いため、せっかくの早番なのに釣りに行けず(=△、行く気がしない=○)な状態継続中。


 本日は早番最終日。

 そして天気はやっとこさ晴れ。

 会社行きがけ見たところによると、ダムの放流終わったっぽくて、途中何カ所かある放流小屋の回転灯が回ってない。

 水質も土手の上から見た限りは良好っぽい。


 ならば!


 今日こそ釣りに行くのだ!!何使おうかな?


 仕事中、ん~なことばっか考えて、思いついたのが巻き。


 リべリオン661MHFB+スティーズA TW 1016-CC


 を使うのだ!


 家に帰るとサオ置き場からお目当てのタックルを引っぱり出す。

 巻き物のルアーたちが入ったバッグをπ/に掛けると、歩いて釣り場へGO!

 目的地はいつもの水門の合流地点。


 土手を下り、河川敷に立つと、川面には波紋。


 ハヤが跳ねよるね。なら、ミノーで釣れそうやん!


 自分のあてにならない直感がそういっているので素直に従う。

 選んだのはボーマー・ロングAの黒銀。

 スナップに繋ぐと釣り開始。


 水際から少し離れたトコロに立って、足元からチェック。ピッチングで撃ち込んで巻いてくる…のだけど、全く異常無し。


 水際まで寄ってしばらくランダムに扇形に投げ倒すものの、それでも異常無し。


 どーもミノーじゃないごたー。

 流石オレの直感。全然あてにならんやん。


 ラトルインワイルドハンチの黒金にチェンジしてしばらく頑張るも、やっぱし異常無し。


 次々とルアーをローテーションしていくけど食ってくる気配一切なし。


 散々投げ倒した挙句、T.D.バイブレーションSPに辿り着く。


 これで来るかな?来てほしいな。


 ちょびっとだけ期待しつつ、スナップに繋ぐと、


 カチッ!


 クラッチ切って、バックスイングからの~、ビュッ!ヴ――――ン…ポチャ。


 着水したら、ゆっくりと巻いてくる。


 その数投目。

 去年の梅雨の大雨で流れてきた、でったん根掛かりする障害物あるところを通過中。


 ん?


 なんか変。

 ルアーが何事もなく帰ってきたよ?

 もっかい投げるけど結果は同じ。


 今回の大雨で流れて行ったばいね~。


 とゆーことみたい。


 ルアーは根掛りしていたけど、魚がまあまあ寄っていたポイントだったので、ちょっとだけ寂しい気分になる。

 とはいえ完全にはなくなってないみたい。

 念入りに引いてみると、たま~に何かにヒットするっちゃんね。


 なんか残っちょーみたいやき、魚、おるかもね。


 期待しつつ角度を変えながらルアーを通していると、


 コツッ…


 小さいけど確かな生命感。

 が、何も起こらない。

 回収し、もう一度同じところにキャストし、同じコースを巻いてくると、同じところで今度は、


 ゴッ!


 明確な衝撃が伝わってきた。

 反射的にアワセると、直後、


 バシャバシャ!


 ド派手なエラ洗い。


 バス!


 川の真ん中辺りを下流に向かって突っ走る。

 ゴリ巻きすると徐々に寄ってくる魚。

 そんなに重くない。

 一気に足元へ。

 そして反転。

 掛かり具合が見えた。

 フロントフックが口、リアフックはエラブタに掛かっている。


 この掛かり方なら大丈夫。


 サオを立てて抜き上げるとぶっ飛んできた。

 そこまで大きくはないけど超元気。

 トレブルフックなんで下手に触るとケガをするから大人しくなるのを待つ。

 その間にポケットからスマホを取り出しカメラを起動。

 動きが止まった瞬間、パチリ。

 暴れる魚を押さえつけ、ハリを外す。

 口に左手親指をねじ込み持ち上げて、パチリ。

 サオと並べ大きさ確認。

 指を広げ、ざっと測ると一回と10cmほど。


 30cmぐらいかな。


 写真も撮ったし大きさも測り終ったので、リリース。

 足場から水面が若干遠いので、できる限り低い体勢でそっと投げ込む。

 着水した瞬間、勢いよく深場へと戻って行きましたとさ。

 めでたしめでたし。



 これで心に余裕ができた。

 っつーか巻きで釣れた!

 余韻を楽しみつつ釣り再開。

 今度は溝の下流側に小移動。


 移動して数投目。

 対岸の立木の手前、数m。

 着水し、巻き始めるとすぐに、


 ゴッ!


 引っ手繰るような衝撃。


 また来てくれた!


 アワセると、


 パチャ!


 小さな飛沫。

 またもやエラ洗い。


 バス!


 水しぶきの大きさからかなりのおチビさんだと思われる。

 リールを巻くと、抵抗しているものの呆気なく寄ってきた。

 護岸の手前数mまで寄って来たとき、再び、


 パチャパチャッ!


 ド派手なエラ洗い。


 やっぱあんまし大きくはなかったね。


 とか考えていると…


 ポロッ。


 生命感、なくなったー!


 え~~~~~っ!貴重な巻きフィッシュなのに!


 でもね、なんか上がらん気はしよったっちゃんね。

 こげな希ガスるときっち、だいたいバラすよね~。

 それにしても悔し過ぎる!巻きで複数釣れちょったんに…。


 ルアーを回収し、原因を探す。

 手に取って、ハリの様子を見るけど異常無し。

 とゆーことは、小さいのが原因か?ちゃんと掛かりきらんやったっちゃろーね。



 気を取り直して釣り再開。

 次のキャストにて。

 同じところにぶち込んで引いてくると、


 ゴツッ!


 似たような場所で似たような衝撃。

 アワセると対岸方向に突っ走る。

 けどでも、そんなに強くない。


 おチビさんかな?


 な~んてこと考えていると、軽ぅ~くなって飛ぶ気配。

 急いでリールを巻く。

 直後、


 パチャパチャ!


 元気にエラ洗いし、姿が見えた。


 ちっさ!


 思った瞬間、


 ポロッ!


 またしても生命感なくなったよね~。

 とはいえ、同じルアーにまた出てくれた。


 これっちパターンやないと?ゼッテーそうやろ!バラしたけど、まだ釣れるやろ!


 ブチ上がるテンション。

 期待度MAXでやり続けてみるものの…そげな美味しいハナシはなかったみたい。

 ポイント沈黙。

 ルアーをローテーションしてみるものの、沈黙状態は変わらず。

 良い時間なので撤収だ!


 この子は帰って正確に測ると32.5cm。

 思ったより大きいじゃないか!


 とゆーワケで。


 やっぱ、巻で釣れたらいいよね!






 今回の子はかなり前の近況ノート、「今、釣れた✌」にも出演しておりますので興味をたれた方は是非見ちゃってください。そしたらZee-Ⅲが喜びます。

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