エンド-A——白刃のころ

白刃と見まごうころには

僕は目覚めているだろう

白刃と見まごうころには

僕はもうそこにいるだろう

きっと笑われるのだろうが

それでも僕は構わない

名医や技師はいらない

せめて一つのペンが欲しい

白刃と見まごうころには

僕は目覚めているだろう

おはよう

おはよう

麗しく最低な

おはよう

おはよう

芳しく最悪な

白刃と見まごうころには

僕はもうそこにいるだろう

おはよう

おはよう

美しく醜悪な ああ

白刃と見まごうころには……

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