第4話 弓矢

木陰に、草むらに、隠れながら、撃つ。トゥルークリティカルヒット、上手く当たるせいか、結構一撃で倒せる。芋虫、芋虫、鳥、芋虫、スライム、ウルフ・・・狩りの効率は上がったが、矢がすぐになくなった。50本作ったのだが。


アイテムは、アイテムボックスにしまう事で、多量に持ち運べる・・・が、体積、と、重量、のいずれかが容量を超えると、入らない。STRを上げれば重量が、DEXを上げれば体積が広がる。後は、アイテムボックスを拡張できるスキルもある。レンジャーにも効果が低い物があるが、商人のアイテムボックスの大きさはダントツだ。


矢をたくさん作り持ち運ぶ事にした。木の側に行き、作成を繰り返す。やはり体が覚えている、どんどんカンを取り戻してきた。どんどん矢が積み上がる。


今度はその矢を50本ずつ束ねていく。こうする事で、容量が減り、アイテムボックスに大量に入れる事ができるようになる。


500本以上は作成し、作業を止めた。ステータスも結構上がっている。


-----------------------------------------

名前:シルビア

種族:ニンゲン

種族レベル:26(+8)

ファーストジョブ:レンジャー

職業レベル:22(+8)

セカンドジョブ:なし

固有スキル:なし

スキル:

[ADD3]レンジャー5

 [UP]初級武器作成32 [New]警戒

 [New]採取 [New]地図

格闘2

[NEW]弓矢4

魔法:なし

熟練度:

格闘12 [NEW]弓矢16



STR:13(+1)

AGI:13(+1)

DEX:13(+1)

INT:8

VIT:10

LUK:8

BONUS:4


武器:木の弓/木の矢

防具:なし

装飾:なし

-----------------------------------------


追加されたレンジャーのスキルはこんな感じ。


警戒

 周囲の敵意の方角と距離、数、脅威度を感知する。


採取

 植物、鉱石、動物の素材等を採取する。


地図

 自分が通った場所を、心の中に思い浮かべられる。

 また、方向感覚が優れる。


どれも冒険に役立つ、必須スキルだ。効果も高い。


レンジャー凄い、と思うかも知れないが、残念ながら、PTでは微妙だったりする。地図は劣化だが十分なスキルが盗賊にあり、警戒は盗賊の方が効果が高い。戦闘では盗賊の方が遥かに強いので、盗賊を選ぶ人が多い。採取は、動物からの採取は戦士がとれるので、大抵戦士が選ばれる。植物や鉱物は、一般スキルにあるので、職業スキルでとる必要はない。


でも、今はどれも非常に便利。さっきまで死体は放置だったので、これで素材を入手できる。


さて、狩りを再開しよう。弓を構え、スキルを発動させ・・・放つ。


ヒョウッ!


離れた場所にいたイノシシを射貫く。チャージアロー、という弓技である。威力と飛距離が、通常より格段に強い。


素材を漁る。牙を入手した。素材を獲れるのはいいが・・・アイテムボックスに不安がある。早めに街を探すべきだろうか・・・レア素材じゃなければどんどん棄てるとかで対処だろうか。


狩りを続け、300本程矢を消費し、休憩する事にした。素材は、レアっぽい物のみを残し、残りは棄てている。


-----------------------------------------

名前:シルビア

種族:ニンゲン

種族レベル:44(+18)

ファーストジョブ:レンジャー

職業レベル:38(+16)

セカンドジョブ:なし

固有スキル:なし

スキル:

[ADD3]レンジャー8

 [New]解錠 [New]応急手当 [New]バックパック

格闘2

[ADD4]弓矢8

魔法:なし

熟練度:

格闘12 [UP]弓矢68



STR:16(+3)

AGI:15(+2)

DEX:16(+3)

INT:8

VIT:10

LUK:10(+2)

BONUS:2


武器:木の弓/木の矢

防具:なし

装飾:なし

-----------------------------------------


解錠

 宝箱や扉の鍵を開ける


応急手当

 緊急の治療行動の際、効果にボーナスを得る


バックパック

 背面に追加の収納空間を得る


とりあえず種族レベル100くらいまでは、このあたりで粘ろうかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る