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子供を見捨てられなかったあなたはその小さな手を握ってその場を離脱する。ある程度走ったところで振り向くと、何とか襲ってくる幻から逃げ切れていた。
安心したあなたは笑顔を取り戻すと子供と向き合った。
「もう大丈夫だよ」
あなたがそう話しかけた時だった。子供はニヤリと笑うと突然あなたを両手でどんと力任せに突き押した。次の瞬間、よろめいたあなたは仕掛け床を踏み抜いてそのまま真下の空間へと落下する。そう、この子供もまた罠だったのだ。
穴に落ちたあなたは落下のダメージでしばらくまともに動けない。少し休んで落ち着いたあなたが警戒しながら辺りを見回すと、目の前には何やら怪しげな宝箱があった。
ま、宝箱があればそれを開けるのは礼儀だよね
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885842811/episodes/1177354054885856500
こんな都合よく宝箱があるのはおかしい、無視無視
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885842811/episodes/1177354054885856509
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