2019/03/27 (水)

産経ニュース

「ＷＨＯ世界で多発の精神症状を感染性と断定世界の研究機関に協力を要請へ」

　世界保健機関（ＷＨＯ）は26日、食人を喚起する精神症状を感染性症候群と断定し、疾患発生地はセルビアの首都ベオグラードである可能性が高いとする研究レポートを公開した。

　レポートでは、この疾患をベオグラード食人喚起症候群（ＢＡＡＳ：Ｂｅｏｇｒａｄ　Ａｎｔｈｒｏｐｏｐｈａｇｙ　Ａｒｏｕｓａｌ　Ｓｙｎｄｒｏｍｅ）と命名した。

　また、対応が遅くなってしまった要因として、精神症状が主で身体症状が皆無であったことや、患者や身の回りの人も、カニバリズムについて意見交換しない限りほとんど気づくことができないということを挙げている。

　ＷＨＯはＢＡＡＳの対処を最優先事項とし、各国の研究機関・保健機関の協力を求めている。

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