第14話

5月14日 種痘記念日




根絶したからこそ



生物兵器にされたくないわね。


したわね。

ううん。

北でもロシ△でもなく、

アメリカ。

ネイティヴ根絶企んだ。





5月14日 種痘記念日




1796年。

イギリスの外科医ジェンナーが初めて種痘の接種に成功。


種痘の登場以前は、天然痘は最も恐ろしい病気の一つだった。

発症すると、高熱に引き続いて、全身に化膿性の発疹。

運良く治った人もすごい異形になったり。

ところが、以前から、


一度天然痘にかかった人は、二度とかからないことが知られていた


そうなのだ。

ジェンナーは、乳絞りの女性から牛痘にかかると天然痘には罹からないと聞き、牛痘にかかった乳絞りの女性~名は、サラ・ネルムズ~の手の水疱からとった膿を、近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種した。

10日後にフィップス君は発症したけれどすぐに治癒、その後天然痘を接種しても感染しなかった! ←したのか!


この実験は、学会には認められなかったという。

ジェンナーは貧しい人たちに無料で種痘の接種を行い、次第に認められるようになっていったそうな。


これより天然痘による死亡者は劇的に減少し、1979(昭和54)年10月末に世界保健機構(WHO)によって根絶が確認されました。


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