第17話 方向音痴への考察とエロス

方向音痴の脳神経における、視覚情報の伝達への考察。


例.駅構内でのタクシー乗り場、案内標識の見逃し。多数の標識を目撃しているが、その標識の存在を脳神経で受容できていない模様。


例.ホテルのエレベーターから客室への分岐路。部屋番号の羅列された案内は確認しているが、部屋番号の数字が欠落して記憶。数字を文字として認識できていないと推測。


じゃー。


問題は、認識、つまり視覚情報の解析エラーが頭の中で起きているようだ。

なるほど、俺のオミソは地図情報や案内標識を理解する気がないらしい。

数字には、こだわるくせに。


ソフトウェアがイレギュラーなら、ハードウェアもイレギュラー。


俺ちゃん、何者だよ笑


以上の考察を踏まえて、被験者の中年(エロ親父)はある特定事象において、特定時に著しい認識阻害を起こすと判断。

被験者が繰り返し要求する、成年女子の胸部への直接的な接触の必要性を確認。


オケ?


俺ちゃんの頭では、女子の胸を観察できんのだ。

ささ、両手で待ち構えてますぞ。

お早めに。


…これ、40のオッサンが土曜の朝に呟く内容か(´;ω;`)

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