お見合い結婚します―僕たちやり直すことにしました!*

「お見合い結婚します―僕たちやり直すことにしました!」は2019年10月12日に投稿を開始した全31話(約6万字)の中編作品です。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891423075


お見合いシリーズ第2弾は、お見合いを契機に昔思いを寄せていた二人が結ばれる大人のラブストーリーです。二人が出会ってから約20年にわたるストーリーです。70年代の曲「22歳の別れ」の後日談のようなストーリー展開になっています。ヒロインの結婚による別離から、互いの結婚の破綻と失敗からの葛藤、そして偶然のお見合いから再婚に至る話になっています。


これまで、身体の結びつきが心の繋がりを生み、その心の繋がりが身体の繋がりを凌駕していくというテーマでいくつかの作品を書いてきましたが、この作品のテーマはそのアンチテーゼになっています。


すなわち、身体の結びつきが心の繋がりを生み、その心の繋がりが身体の繋がりを凌駕するとの思いが崩壊して主人公が離婚と言う挫折をするところからこのストーリーが始まります。何が欠けていたのか、何が必要だったのかを考えるのがこの作品のテーマにもなっています。


ただ、ストーリー展開は従来と同じで「不幸な女の子を助けて妻にして幸せにする」のラブストーリーのパターンを踏襲しています。


例によって、主人公は食品会社に勤めています。そして「嫁にするなら訳あり地味子に限る!」の主人公の部下になることでリンクしました。


お見合いがきっかけで二人はようやく結ばれることになるのですが、見合い結婚にはご縁といった運命的な何かが絡んでいるのではないかと思っています。


見合い結婚をテーマにどうしても書いてみたいと思っていた作品です。書きたいものを書く、面白くなくてもいいじゃないかと一気に書き上げましたが、どちらかというと読者には受け入れにくい作品かもしれません。


なお、この作品は「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「Berry’s Café」に同時投稿しました。


追記(2019.12.10)完結してから1か月以上経過しました。「エブリスタ」のPVがダントツで4万を超えています。お見合いシリーズの中で最もPVがいただけていますし、掲載作品でも1位の「嫁にするなら訳あり地味子に限る!」の累計4.3万に次ぐほどです。理由は分かりません。次いで「Berry’s Café」の1.5万、「小説家になろう」の9.1千、「カクヨム」の3.8千となっています。意外に読んでいただけました。


追記 映像化するなら、ヒロインは「佐久間由衣」さんが良いと思います(2022.3.21)。

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