第三十三話:曲線グラフ1――VRにおける、情報量と現実感の齟齬について



第三十三話:曲線グラフ1――VRにおける、情報量と現実感の齟齬そごについて




 熊のモンスターと聞くと倒せそうで、ヒグマと聞くと無理そうな感じ。


 モンスターなら難なく倒せそうな気がするも、それは錯覚。一時の夢。実際に対面してみればよくわかるだろう。


 まずはその巨大な身体。動物番組などで、野生動物が同種と縄張り争いをしている時に、毛を膨らませて自分の身体を大きく見せるという行動がよくあった。

 見ている時は不思議で仕方がなかったのだ。たかが毛を膨らませただけの違いで、一体何を断ずるのだと。


 しかし、今ならよくわかる。


「……フベさん、何したんですか」


 大きさの違いは、強さの違い。


「手品ですよ。さて、どうしたもんですかね」


 例えそれが数センチの差だとしても、野生の基準ではそれが全て。巨大な方が強いのは、世の摂理だ。連綿と続く野生の常識は伊達ではない。


 外側から見ているから実感できない。目の前にしてみれば、自分より数センチ背が高いだけの人にすら、人間は無意識下で恐怖心を抱くのだ。


 メートルほどの違いがある生き物相手に、何をどうしようというのか。自分でも無謀としか思えない。戦うなど話にならず、逃げるにしてもまた非力。つくづく、人間の戦闘力の低さを思い知る。


「今のはとりあえず、純度が微妙だったんで撃ったんです。集まった“精霊”にも質ってもんがありますから、より質が高い方が決定打らしくなりますしね」


「決定打になるように思えません」


「そうですね……おや、怖いですか? まあ、そうでしょうね」


「怖くないんですか? フベさん」


 自分はこんなにも怖いのに、怖くないのかとフベさんに問う。恐怖により陸鰐から目を離せない自分には、ただ静かな声だけが後ろから聞こえてくる。


 陸鰐が静かな怒りを滾らせて、ガチガチと牙を噛み鳴らす。一瞬で痺れから解放された四肢を突っ張り、長い鞭のような尾をしならせて、大木を次々と薙ぎ倒す。


 ぐっ、とその足に力がこめられたのと同時に、ギリーの身体も軋むように強張りをみせる。そろそろ、ギリーにも限界が近い。


「怖いですよ。でも――」


 今にも跳びかかってきそうな陸鰐を前にして、フベさんは苦しそうに肺から息を押し出して、掠れた声でそっと呟く。


「――死ぬ方が、もっと怖い」


 その真意を汲み取ろうと思考を回す前に、ギリーが唸り声を上げながら真横に跳ねる。慌ててその肩に掴まって、振り落されないように体勢を低くするが、恐怖に強張った手はどうにも上手く力が入らない。


 もはや喋る余裕さえなくしたギリーの全力疾走に、追いつきそうな速度で鰐が地を走るのだから、この世界は本当に恐ろしい。


 陸すらも難なく制するからこそ、陸鰐と呼ばれるモンスター。敵に回したら死を覚悟し、対応策は沼地に近付かない事。

 ギリーすらも知らない沼地に来てしまったのが運のつきか、それとものんちゃんを恨むべきなのか。


 今後の策が思いつかない。どうしたらあんな巨大な生き物に、ダメージを与えられるのか見当もつかない。もういっそ諦めたほうが良い気がしてきた。武器はアレン達が回収してくれるだろうし、死に戻りをしても大した被害は無い。


 それでも何か秘策はないのかと、淡い期待を込めて身を伏せながらフベさんを振り返れば、フベさんは手の内で何かを弄びながら呟いた。


「――VRだからといって、“終わり”は等しい。少なくとも、僕やあんらく君のような、現実で死に直面した人間にとってみれば、“疑似”なんて何の意味も無い」


「どういう――」


「――“疑似”だからと気を抜けば、ゲームだからと手を抜けば、それは現実で明確な形になって返ってくる。一朝一夕に一生懸命にはなれないし、一朝一夕にいい加減にもなれはしない」


「……」


「――現実とVRは切っても切れない。肉を持った身体が現実に存在する限り、どれだけ意識が違う場所に在ろうとも、夢から覚めるように帰らねばならない。意識が経験を蓄積する。ならば、その魂がどこに在ろうと、一瞬でも手抜きの生き方はしてはならない」


「……どういう意味ですか」


「期待されても、僕にだって有効な策は思いつきません。しかし、諦めるという選択肢は推奨しません、という遠回しな提案です」


「……どうしてですか。どうせ死に戻りするだけですよ。どう言い繕ったって、現実じゃないんですよ。この世界の死は無いに等しい! こんな怖い思いをしてまで、策もないのに立ち向かって逃げ切れって言うんですか!」


 たかがゲームで、それを要求する人間のほうが間違っている。ゲームなのに、VRなのに、どうして。どうせ死なないのに、現実とは違うのに、何故そんなことを求められる。

 答えを求めるようにフベさんを睨み上げれば、彼は追ってくる陸鰐を一瞥してから口を開く。


「VRの中ですら生きようと足掻けないのに。現実では出来るって、言えるんですか?」


 フべさんがすっとその目を細め、次ににっこりと無邪気なまでに笑ってみせる。


「よく見なさい。この世界の、どこがゲームに見えるんですか?」


 笑みを深くしたフベさんの言葉だけが、耳の奥で反響する。


「ゲームらしいVR世界でなら、その選択もまた正しい。しかし、この異世界としか思えないような世界でもなお、それでも生きる為に足掻けないというのなら……」


 聞きたくない、と思っても。フベさんは口を閉じない。


「現実で同じような事に直面した時、足掻けるわけがないんですよ。それは――」


 その言葉の続きはそっと、耳を塞いだから聞いてなかったはずなのに。自分で導き出した答えが、反響して止まなかった。

 陸鰐はすぐ後ろまで迫っている。ここはどこだ? ゲームの世界だ。ゲームの世界だけれども、現実との違いがわからない世界。


 例えば風、その中の匂い、空模様に、ギリーの息、その鼓動。陸鰐が木を薙ぎ倒す音、走り続けているが故の風が頬の傷を刺激して、痛みは無いものの熱を感じる。緊張に唇が乾いている。鳥肌も立ったまま戻らない。


 何よりこの自分の心。異世界であると感じるに足る成分は、一番はこの心だと思う。自分の心は今ここにある。“ホール”に横たわる世界ではなく、今この世界のこの場所に、確かに存在しているのだ。

 それだけで、なんと、なんとも。


(……異世界めいてて、すごく怖い)


 そう、そうだ。自分の意識がある場所こそ、現実になるとフベさんは言っていた。正にそうだ、その通りだ。夢を見ているその時に、自分は疑問を持ったことがあっただろうか。


 夢を見ている時は不思議だ。怖い夢も、悲しい夢も、夢を夢と思えないから、その時は本気で怖いし悲しいのだ。

 目が覚めるまで、意識がはっきりと覚醒するまで、それが夢であったと気がつけない。


「……」


 夢とVRを似たようなものだと思うのなら。思っている自分なら。この現実めいた世界で必死になれない自分は、それは。


 それは、


 消極的な自殺に等しい。


「――――ッ!」


 背後から、轟音。ギリーが木々を蹴って横に跳び、背後の木に陸鰐がぶつかった音。途切れ途切れに唸るギリーに、黙ったままのフベさんと自分。


 相も変わらず元気なようで、陸鰐はぶんぶんと尾を振ってこちらを見据える。黄色い瞳と目が合って、嘲笑されたような気がした。


 不意にふつふつと勝手な解釈で怒りがわきあがり、苛立ちに深く息を吸う。諦める気は、どこかへ消えた。諦めない理由もまた、今はどうでもいいとゴミ箱に投げ捨てる。


「フベさん、何が出来ますか?」


「僕の契約精霊はここでは使えません。必然的に散逸型に絞られるわけですが、いくら純度を高めても、動きを止めるのは数分が限度」


「動きを止めている間に目を狙うのを提案しなかった理由は?」


「魂に働きかけて強引に動きを止める術です。ダメージを与えれば留め金が外れ、再び肉体は活動を開始します」


「……準備には時間がかかる。例え今、動きを数分止められたところで、疲れ切ったギリーが逃げ切れる確証はない」


 ギリーが目を潰すように提案をしたのは、フベさんが準備を終えるまでに体力が持たないと判断したからか。片目、あわよくば両目とも潰してしまえば、動きを止めた時点で――。


「――陸鰐は引く。そこまでのダメージを受けて、まだ追ってくる理由が無い」


「逆にノーダメージなら良い獲物として追ってくる。疲れ切ったドルーウなど敵ではないし、様子を見るに腹ペコです。獲物は自分に対する決定打を持たないし、安全な狩りを好むのは当然のことですね」


 フベさんの言う通り、このモンスターに知能があるのならそうするだろう。目を潰された直後は目先の怒りに囚われるだろうが、その後に数分もじっとしていれば頭も冷える。

 次は、もっと万全の状態で闇討ちにあうかもしれないが、少なくとも今はやり過ごすことが出来る。


「どっちにしろ、1発は当てないといけないんですね」


 結局、そんな事実だけが浮かび上がり、無謀な賭けにげんなりとする。ゲームだが、確かにただのゲームには思えない。リアル過ぎて現実との境界が曖昧なようにも感じるし、あの大顎に噛み殺されるのはやはり怖い。


 諦めるか、それともせめて生き残る活路を探るか。答えが決まったはずなのに、まだ迷いながら銃のグリップを握りしめる。


「先程も見ましたように、残りカスでは一瞬が限度です。もう一度くらいは撃てますが、あまり意味は無いでしょう」


「どうせ素人ですからね。止まった的でも当てるには時間と運が必要です」


「運だけで当ててみません?」


「確率は平等ではないとはいえ、今この状況で当てられると思いません」


「至言ですね。では、時間稼ぎといきましょう。さっきの雷に気付いていれば、必ず手助けが来てくれる筈ですから」


「手助け……?」


「『砂漠アカムカデ』を売っていた彼が来ます。かなりの対価を求められるでしょうが、ここで死ぬよりまだマシです。撃つ準備はしておいてくださいよ、一瞬よりは長いでしょうが、それでもまだ足りないくらいです」


 鍋が融けた元凶が来たら何とかなるのか、という文句のような疑問はしかし、再び動き出した陸鰐によって遮られる。


 大口を開けて迫る陸鰐、別に目潰しに拘らなくとも、陸鰐が引くに十分なほどのダメージを与えられればよいのだろうが、目を狙う以外にダメージを与えられる手段がない。

 魔術も効くとは思えないし、外皮が堅すぎて物理攻撃など意味が無い。


「気付いてなかったらどうするんですっ!」


「ギリー君の足が縺れた時点で終わりですよ」


「派手ならいいんですね!? “火の精霊に似る 線を繋ぎ点火する 【ファイア】”!」


 ごう、と火柱。目印と陸鰐への牽制に、詠唱時間の短い【ファイア】を撃つ。派手なだけで威力に乏しいその炎が、ギリーと陸鰐を隔てて空に向かって駆けあがる。


 いつ間にか空は暗く、夜空を照らしながら炎が梢を一瞬で灰にする。相対的に見て威力が低いとは言ったものの、実態は普通の炎と変わりはない。対抗策を持たない森の木々はあっという間に燃え上がり、暗い森を僅かに照らす。


 ――ゴァアアアアアアア!!


 陸鰐の怒号が響き渡り、炎がその鉛色の外皮を赤々と照らし上げる。鈍く光る色は半分は闇に呑まれていて、暗視スキルがなければ夜の闇に溶けこむのだろう。見えているだけ御の字だ。


「本当に来るんですか!?」


「近くにいる筈ですがねっ、よし、媒体は呑み込ませました。僕は詠唱に入ります。チャンスが来たら迷わず撃ってくださいね」


「ッ、“あけの色 精霊の色 火の精霊と見紛う色 猛火の線を繋ぎ巡らせ 力を得て炎上せよ 【フレイム】”!」


 スペルと共に先程よりも温度の高い炎が吹き上がり、僅かだがダメージは気になるようだ。陸鰐が魔術を連発しだした自分を警戒し、じりじりと後ずさって動きを止める。

 少しでもギリーの休憩時間になればいいと思いつつ、ぎゅっとグリップを握りしめ、次の魔術を放つ為の準備に入る。


 こうして久方ぶりに【ファイア】と比べると、いかに【フレイム】の詠唱が長いかわかる。これでまだ見習い魔術師の2つ目の魔術だというのだから、これより威力の高い魔術は一体どれだけの詠唱を必要とされるのか。


 そもそも、この世界における詠唱とスペルの関係がよくわからない。法則性があるのは確実だが、外側から見ただけではその成り立ちが全くもって不明である。


 実際に詠唱を唱えれば掌から赤いもやのような魔力が出るし、詠唱を続けることでそのもやが魔法陣を描いていく。そして最後にスペルを唱えることで、実際に現象として現れる。


 仮説としては爆発説だ。魔力が燃料、魔法陣が着火剤、スペルが点火。そう考えるとなんとも簡単な気がするが、「あんぐら」だから、というだけでそんな簡単な仮説を信じる気は薄れていく。


「“火の精霊に似る 線を繋ぎ点火する 【ファイア】”!」


 詠唱を始めたのを聞き取って、陸鰐が動き出すも今度は【フレイム】ではなく【ファイア】の魔術。足元から吹き上がる赤い炎に、慌てて急停止して大きく下がる。


 間違いない、言葉はわからなくとも、詠唱の長さを計り始めている。【フレイム】だと思って前に出てきたようだが、【ファイア】だった為にこちらの攻撃が早かったのだ。


(そのうち正確に把握される……っ)


 タイミングがばればれの魔術など、動きの遅いパンチに等しい。躱すことなど容易になり、相手に反撃を許す致命的な隙となる。


「詠唱文表示!」


 【ファイア】と【フレイム】の詠唱は既に頭の中に入っている。他の魔術も同様だ。これは、詠唱にはっきりと目に見える規則性があるために覚えやすかった、という理由と、実際に何度も使っているうちに、口がその動きに慣れた、という理由もある。


 覚えていない詠唱はただ1つ。


「“火の精霊よ 点せ 【ファイア】”!」


 先程よりも小さな炎。詠唱を始めた自分へと大口を開けて迫るその口腔に、30センチほどの炎塊を叩き付ける。流石に口の中までは防御力が高くないのか、舌を焼かれた陸鰐が悲鳴のような声と共に大きく仰け反り、木を薙ぎ倒す。


 威力と規模に欠けるくせに、魔力だけはごっそり持っていかれる最終手段。短縮詠唱による魔術である。


 そのスキルの熟練度が50%を超えると発動が表示される、魔術師の緊急手段。やたらめったら詠唱が長く、その代わりに威力が魔法よりも高い魔術の欠点を補うための、サブウェポンのようなものだ。


 威力はご覧の通り、普通に唱えれば巨大な火柱となるスキルなのに、短縮詠唱ではしょぼいファイアーボール程度にまで縮小する。

 元々のスキルだって威力がないのに、どうなるかは明白だが、使いどころによっては思う以上の働きをする。


 ――ピィィィィィィ!!


 舌を焼かれた陸鰐が暴れる中、ぜーぜー言いながらも距離をとったギリーがその喉を反らし空を見上げる。

 それにつられて見上げれば、星屑が広がる夜空に、小さなカーテンを引いたような影。影に呑まれた星を辿れば、その大きさと形が見えてくる。


 甲高い鷹のような声と共に、頭上に羽を広げる巨大な鳥。あまりにも巨大すぎて感覚が掴めないが、どうだろう、羽の先から先まで、広げた大きさは10メートルを超えるのではないか。


 逆光となり色はわからない。陸鰐よりも巨大な鳥が翼を広げ、甲高い声を上げながら威嚇の声を上げる。

 巨大な鉤爪が炎の残滓に鈍く光り、何でも切り裂きそうな鋭さを見せ付ける。その鉤爪に握られた何かが光り、不意にそれが陸鰐に向かって投げつけられた。


 投げられたそれの正体を確認する前に、後ろからフベさんに肩を叩かれて我に返る。


「【ピープサイト】!」


 狙うなら、一瞬。狙うなら、一瞬だ。迷いなく、冷静に。訓練のように正確に。狙って、撃つ。狙って――。


「――――」


 迷いなく銃を持つ手を上げる。しっかりとグリップを握り、安全装置を解除して、右手と左手の親指が同じ方向を向くように。ピープサイト――円形の簡易照準を覗き込み、円の中心に浮かぶフロントサイトを調整する。


 目だと思うから身が竦む。狙うは黄色。濃い鉛色の的の中心、黄色い部分を狙い撃つ。大丈夫だ、訓練の時と距離は変わらない。あの時はしっかりと的の中央に当ててみせた。


 黄色、黄色い的の中央。ぶれるそれを狙って狙って――キン、という澄んだ音共に、陸鰐がどうしてか硬直する。


 動きが止まる。激しくぶれていた的が途端に静止。湖面のような静けさを思わせるその的を狙い、冷静なまま引金を引く。

 スローモーションのように全てが過ぎて、乾いた音と共に銃弾が飛翔。金色の薬莢が跳ね飛んで、鉛色の小さな弾頭が空気を裂いて黄色に着弾――、


「“原色たる精霊よ撃て 【ブレイク】”!」


 ――した、と確信した時にはすでに、フベさんの詠唱は完成していた。


 白光に塗りつぶされる一瞬前、四肢が青く凍りついたまま、その巨大な顎を限界まで開き切った陸鰐の姿が目に焼きついた。


 悲鳴だろうか、怒号だろうか、陸鰐の大声を切り裂いて放たれたフベさんのスキルがその巨体を撃ち、硬直と同時に声すらも掠れて消える。

 陸鰐が動きを止めた瞬間にギリーが身を翻し、疲れを感じさせるものの、全力で森の中を走り抜ける。


 巨大な鳥の誘導の下、ギリーは脇目もふらずに陸鰐から遠ざかり、そしてついにその影すらも見えなくなる。陸鰐は追ってきてはいないようだが、それでもギリーは疲れた身体に鞭打って走り続ける。


 必死に荒い呼吸を繰り返すギリーの背をぎゅっと掴み、身を低くして枝にぶつからないようにしながら遅い実感の余韻に浸る。

 集中して成し遂げたことへの達成感と、安堵感。それに混ざる、未だ陸鰐が追って来るのではないかという不安感。


 最後、陸鰐の動きが止まったのはあの鳥の仕業なのか。凍りついていたということは、あの鳥は氷属性のモンスターなのか。

 謎だけは沢山あって、しかし今はとにかく安心したいという気持ちでいっぱいだ。辛そうに走るギリーを撫で、じっと森を抜けるまで目を閉じた。


 森を抜けたらそこはきっと、まだマシな世界だろう。



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