R1.8.25『あ、安部礼司』の感想

【A面】

お盆休みを終えたころから大場部長の様子がおかしい。

毎月出ている開発本部が社史編纂室に統合されるという噂だったが、今度は本当なのだろうか、と戦々恐々する安部礼司達。

夏最後の週はアンジュッちがナレーション(五十嵐さんは夏休み?)。


栄えるのじゃ!


外回りから帰ってきた安部礼司は、駄菓子の「たらたらしてんじゃねーよ(スティック)」を買ってきたが、デスクの異様な様子。部長が断捨離しながら一喜一憂していた。

それは昔々の中学生時代の思い出。あこがれの女子・アズミノケイコとの思い出。



中学の卒業の時、彼女と別れ離れになるとき、彼女は伝える。

大場君(部長)は、つまらない大人にはならないで欲しい、と言った。効率化の名のもとに自分の成長を止める人——この坂はつらいから登るのは迂回しよう、これはつらいから後回ししよう、というような人にはならないで欲しい、と告げる。


やがて大学時代(1983年)になって、ほそぼそと文通していた仲だったが、アズミノケイコが大学のあった大阪から東京にやってきたときに一緒に映画を観る。南極物語が観たかったが、大場君は「スターウォーズ~ジェダイの復讐~」を観る。映画の後、熱狂している大場君は、ケイコの進路相談(進学か就職か)について、就職なんて後回しして進学した方が良い、と生聞きでアドバイスをしてしまう。

その後、彼女から連絡がくることはなかった。


それから10年ほどしたとき、当時の心境をつづった手紙がケイコからやってくる。あのとき東京駅で、大場君が追いかけてくるのを待っていた。けどやってこなかった。最後までずっと待っていたら、駅員さんがこういったんですよ~


「もうのぞみはありません。しかしひかりならあります」


⇒A面は良い話で面白かった。B面でも整理整頓と思い出をテーマにしてつなげるのもうまいですね。

⇒しかし最終ののぞみでないと、大阪まで帰れないのではないだろうか。。。


【B面】


最近は小学生の夏休みも短くなったらしく、エイタの夏休みも明日までとのこと。

そこで今日(日曜日)はエイタと安部礼司と飯野っす君と一緒に神宮球場に野球観戦にやってきた。

手には安部礼司の小さいころのグラブ。それは先週静岡に里帰りした際、親が終活をするといいだし、昔のものを断捨離していたときに出てきた。

ほかには昔に通知表や(もらった)ラブレター、そして自分からの手紙もでてきてしまう。そして「青春狂走曲/サニーデイサービス」! 



【令和の泉】

Q.大切な宝物ありますか

Yes.87%


「大切な宝物は飲み友達。性格は真反対だがあっという間に時間が過ぎる」

「カメラなどの撮影素材。自分らしさが表現できるカメラは自分にとっての宝物」

「自転車。学生時代、大阪から仙台に行きました。5年経ちましたが今でも使っています」


チーム安部が9月23日(月・祝)に宮崎に出張とのこと。

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