もしもおじさんがくれるものが飴じゃなかったら②

「おじさーん!」

「いいものもらいに来てやったでち!」

「パフィンちゃんとジョフちゃんじゃないか。今日はとびきっりのいい物をあげよう」


と、男が二人の目の前に突き出したのは札束が所狭しと敷き詰められたアタッシュケースだった。


「こいつは前金だ。取っておけ」

「わーい!」

「わーい!」


一見無邪気にパフィンとジョフロイネコ。しかし、その目は獲物を見つけた猛獣のごとくギラギラと鋭い光を放っている。


「で、誰を殺ればいいでち?」

「本編をフォローしている人達の中に小説を連載している連中がいるだろう?」

「いますねぇ」

「●書房の息が掛かっている。各作品の主人公を確実に仕留めろ」


無言で頷く二人の手には幾度となく獲物を仕留めてきた銃火器が握られ____



「「来ないならこっちからコラボしてやるよ、竹●書房」」



失礼なんてレベルじゃないコラボを仕掛けようとパークの外へと歩き出すのであった。





















まあ、コラボなんてやらないんですけどね。

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