おじさんとパフィンちゃん〜ヤンデレ編〜

……ん、朝か……仕事に行かないと…………


……?手が、動かない……それにここ、よく見ると俺の家じゃない……?


「……あ!おじさんおはよーございまーす!」


え……?


「パ、パフィンちゃん?どうしてここに……」

「それはぁ、おじさんがパフィンちゃんと二度と離れ離れにならないようにするためでーす!」


えぇ……


「あー……パフィンちゃん。おじさん、これからお仕事なんだ。これ、ほどいてくれないかな……?」

「ダメでーす!」

「お、おじさん、仕事に行かないと生活できなくなっちゃうんだよ。お願いだから、ワガママ言わないでほしいな……」


バキバキ、バギャッ!!


「っ!?」

「ダメだって……言ってるよね?」


テ、テーブルが粉々に……


「知ってるんだよ?パフィンちゃんが知らない所でエトピリカちゃんだけお外に連れて行って。パフィンちゃん、すっごく寂しくて悲しくて、つらかったんだよ?だからエトピリカちゃんを二度とおじさんに会えないようにしちゃったんだよ?でもそうさせたのはおじさんだからね?おじさんが悪いんだよ?」


そ、それってどういう……


「だからぁ……今度はおじさんはパフィンちゃんと一緒にいるの!ずっとずーっと一緒にいるの!もうお仕事にも行かせない。他のフレンズにも会わせない。アカリさんやアーノルドさんにも」

「で、でも、そんな事したらパフィンちゃんも誰にも会えなくなっちゃうよ?いいのかい?」

「いいの。パフィンちゃんはぁ、こうやって大好きなおじさんと一緒にいたいの。一緒にお勉強したり、遊んだり、ごはんを食べたり!」


……こんな小さな身体なのに、抱き付かれた途端にすごい力で身体が締め付けられているのが分かる。

フレンズの常識外れのパワーをこんな形で体感する事になるなんて……


「いいでしょ?パパ」


パ……パパ?この子、いきなり何を……


「びっくりした?パフィンちゃんね、見たんだよ?パパの家族写真。あの子、パフィンちゃんと背が同じぐらいだったねぇ。だから、これからおじさんはパフィンちゃんのパパになるの。いいでしょ?」

「……そ、それは……」

「あ、ママもほしい?でもパフィンちゃんと遊んでくれなくなったらイヤだもん。だからパパだけでいいの」


…………。


「これからずーっと一緒だよ。



ね?  パパ」


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