　白湯のフルパッケージ、白菜鍋！

　雪車町地蔵だ。

　基本的に昆布だしで煮ればなんでもおいしくなると思う。

　そういうわけで、さあ実験を始めよう。

　葱をフライパンで焦げ目がつく程度に焼き、香りを出す。

　葱をいったん取り出して、薄切りにした豚バラ肉と白菜を交互に並べていく。

　並べ終えたら葱を戻し、酒、醤油、鶏がらスープの素、昆布だしを加えてよく煮る。

　入れすぎると辛くなるので、いい塩梅で。

　コトコトコットン、コトコトコットン！

　あとは灰汁を取りながら煮詰め、火が通れば完成。

　空腹は最高のスパイス！

　そのままおいしく召し上がれる、豚と白菜の鍋の出来上がりだ。

　スゲーイおいしい。

　チョップスティックが止まらない。

　これが料理をビルドするということ。

　創る、形成するという意味のビルドだ。以後お見知りおきを。

　というわけで、これが本日のメニュー。

　雑でおいしい料理なので、ぜひ。

（また料理の話じゃねーか！　しかも見たことあるぞこのメニュー！）

（実験は再現性が大事なんですよ！　その辺気にしたら負け！　というわけでそれでは、アデュー！）

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