3月14日 血界戦線B2B6巻!

 ホワイトデーの話は食中りしている? OK、だったらもっとクールな話をしよう。

 雪車町地蔵だ。

 今日はトライガンのころから大好きな、内藤泰弘先生の最新刊、血界戦線の話をしていくぜヒャッホー。


 血界戦線って漫画の50%は、アメコミでできてる。残りの5割はB級映画で、さらに半分が厄ネタだ。で、残ったうちのごく少数、こいつがなんだかわからないヤバいやつを煮詰めて作られてやがる。


 世界観は簡単だ。

 クトゥルフ、インド神話、アメコミ、なんでもありの超越存在どもがかつて紐育と呼ばれた街に大集結して一秒ごとに世界が滅びかけてる。魔法も機械もバイオもなんでもあり。ぜんぶ危険。

 そんな週刊世界の危機を未然に防ぐのが、この物語の大筋だ。

 しいて言うのなら、魔界都市新宿を紐育でやりましたというのが、血界戦線だと言える。

 そう、まずは手始めに、世界を救うのだ!


 この世界の危機ってやつが全く誇張もなく危機で、ほっとくとガチで世界が亡ぶ。人間どころか異次元の生命体の命の値段すら、その辺の小石と変わらないロックな街が舞台なのだ。


 そんな世界の危機に立ち向かう面々は誰もが個性的。

 一癖も二癖もあるどころか、はたして正義の味方と言っていいのだろうかというメンツが大挙している。

 詳しくはぜひ本編を読んでくれという感じだが、私がこの作品を一番気に入っている理由は、生命賛歌だ。


 状況は絶望的。

 どう転んでも事態は最悪。

 目の前には落とし穴しかない。

 そんな状況でもなお、どれだけ心が苦しんで絶叫してもなお。

 それでも前に歩き続ける限り、諦める必要はないと叫ぶ。

 そんな物語だから、大好きなのだ。


 もしも私の書きだす小説が好きなのだったら、ぜひとも血界戦線も読んでみてほしい。

 本当にサイコーに馬鹿げたファンキーが、そこにあると約束できるから!



(トライガン大好きだもんな、お前)

(血界戦線も好きですよ、大好きです)

(まあ、あのキャラ密度で殴られればきらいとは言えないわな)

(YESYESYES! それでは、アデュー!)

 

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