第6話 人気No1おすすめ無料ゲーム!

「パパの会社がサイバー攻撃してる!?」


サイバー攻撃がSNSの炎上ほど毎日行われている時代、

いつ、どこで、誰が、サイバー攻撃をしていても不思議ではない時代、

さほど驚くことではないのだけど、私は驚いた。


いつもどおり、時間をさかのぼろうとおもう。

数時間前、私は彩にスマホゲームを紹介していた。


先日、だまされてお金を巻き上げられた挙句、

相談した男にも金を巻き上げられるという、

人生始まって以来、最悪最低な出来事があった。


しかも、悪いことは続くもので、

その現場に唯一無二の親友である彩をつきあわせたあと、

置き去りにして先に帰らざるを得ない状況に追い込まれるという、

酷い状態になってしまったのである。


もちろん、私は先に帰ってしまったけれど、

彩が言うには、あのあと何もなかったということで、

幸いにも、特に私と彩の関係が壊れることもなく、

平和な日常を過ごしているけれども、

やはりここは、何か埋め合わせをするのが優しい人間というものである。


しかし、私には誇れるものが何もない。

言い換えれば、私には彩にしてあげられることが一つもないのである。

勉強は彩のほうができる。

運動も彩のほうができる。

絵も彩のほうが上手であり、ファッションセンスもよく、流行に敏感で、

あとはもう、考えたくはない。


そんな私が彩より上だと自信を持って言えることが、

この一年間無駄にやりこんだスマホゲームなのである。


私はゲームを作った人を尊敬する。

尊敬せざるを得ない。

何一つ取り柄を持たずこの世に生まれた人間が、

いったい何人救われたことか。

ゲームの上で人間は平等である。

生まれついた頭の悪さや顔の悪さ、運動神経の悪さは関係なく、

同じことをすれば同じようにレベルが上がり、ステータスが上がり、

お金を得て、スキルを得て、人気者になれる。

生まれた時に人生が決まってしまう現実世界とは大違いである。


時代は変わった。

今や誰でもできるようなこのゲームを通して、

誰でも芸能人のようにちやほやされるようになっているのだから。

私だって尊敬されるに値するに決まっているのである。

・・・ゲームの中の世界では。


「というわけで、まずはこのアプリをダウンロードして」

「ちょっと待って、このゲームの名前どこかで見たような・・・。」


おおっと?いきなり彩の顔があの時みたいになったよ?

そう、故障中の自動販売機にお金を入れてしまい、

ボタンを押しても反応しないばかりか、返金もできない、

あの嫌な感じがはちみつのようにドロドロと心に溜まっていく、

そんな感じの顔である。


「どこだったかなぁ~?確かこの辺に。」


タブレットを取り出し、ネットで検索を始める彩。

そういえばこのゲーム、登録者数が100万人を超える人気ゲームでもある。

どこかで広告を目にした可能性もなくはない。


そうなるとマズイことになる。


既に彩が既プレイの場合、もしくは何らかの事前情報がある場合、

私の持つアドバンテージがなくなる。

仮にプレイ期間が半年に満たなくても、

課金さえしっかりしていれば私よりいい装備の可能性もある。


スマホゲーム唯一の欠点は、金さえあれば、

いくらでもプレイスキルの差が縮まるところ。

いや、金の力があるものが優位に立てるという、

現実と同じ社会の縮図を思い出させるところである。


私は課金ができるほど財力がないため、

涙ぐましい努力によって他のプレイヤーとの格差を補っている。

しかし、彩のような金にものをいわせることができる人は、

三日もたたずに私のキャラのステータスを超えていく。


それだけではない。


最近のゲームの運営は、やたらと課金前提のコンテンツを入れてくる。

私が始めたころは無料で遊べるゲームという建前だったのだが、

最近はそうではなくなっている。

いや、遊べることは遊べるけど効率がすごく悪いというか・・・。


とにかく、最近の運営は不親切である。

アップデートの度に何らかの不具合があるし、

コンテンツの増えすぎでスマホの動きは重くなるし、

キャンペーンもしょぼいし、ゲーム内容もマンネリとしている。

とりあえず高くて強い装備を毎週実装しておけばいいやって感じの

食事に誘われると毎回同じ場所で同じものを注文される感じである。


「あ、これだこれ。ほら。」


彩がタブレットの画面を見せてきた。

そこには『アンインストール推奨』の文字が・・・。


いや、待ってほしい。

このゲームは私が1年以上遊んだ実績がある。

危ないアプリなはずがないのである。

これは何かの間違い。何かの陰謀。

そう!このゲームを妬ましく思っている同業他社の破壊工作では?


「このゲーム最近変なアプリをダウンロードさせてくるらしいんだよねー。

 ゲームに内蔵されているからユーザーにはわからないんだけど、

 通信の内容とかメモリの書き込みとか調べてた廃人ガチ勢によると、

 仮想通貨マイニングプログラムみたいなのが・・・。

 はるにゃん聞いてる?」

「ごめん。何言ってるかわからない。」


仮装大会が何だって?

街頭で強引な生命保険の押し売りにあったような、

よくわからない単語を高速で並べられて、理解するのを脳が拒否している、

そんな状態で、彩の話を聞いていた。


「要するに、はるにゃんのスマホは悪い人に使われてるの。」

「このスマホ、私しか触ってないよ?」

「いや、そういう物理的な話じゃなくて・・・。」


よくわからないが、私は親友にあきれられた。

よかれと思って毎日のように近所の肉屋からソーセージを盗んでくる

いとしの馬鹿犬を見るような目で見つめられた。

このスマホは私が肌身離さず持っているんだから大丈夫。

他の人の指の脂なんて一つもついてないのである。


「とにかく、このゲームは危険なの!

 ほら、今すぐアンインストールするからスマホ貸して。」

「気でも狂ったか!?」

「いや、ほんとに。ほんとにだから!」


今日の彩はおかしいぞ!!?

私は正午の人でにぎわう商店街を颯爽と駆け抜けていくトラックを

呆然と見送るような顔で、親友に対して言うべきではない言葉を

口走ってしまったのである。


やっぱり彩はあの男に何かされたんだ。

危ない薬を打ち込まれて性格が変わってしまったか、

謎の手術で変な装置でも埋め込まれたに違いない。


・・・いや、それはないか。


とにかく、彩を止めなければ。

私の一年間の努力の結晶が消滅してしまう。


「きっとこのニュースは嘘なんだよ。

 だって、私が1年間使ってるのに何も起きてないし。」

「この情報サイトに間違いはないよ!

 謎の勢力が運営している界隈で有名なニュースサイトだし。」

「私が知らないんだからそんなの有名じゃないし!」

「情弱のはるにゃんが見るはずないし!!」

「なんだし!!」

「なんなんし!?!!」


あっ、そうか。

これはいつものようにからかわれているだけなんだ。

ふーっ。なかなかやってくれるじゃない。

これ以上やると流血騒ぎになって保健室に運ばれそうなので、

一歩引いてあげるのが大人の対応というもの。


「よし、わかった。ひとまず落ち着こう。

 話を整理すると、私の主張としては、

 1年間プレイした実績があるから、このゲームは怪しくない。」

「ふんふん。」

「彩の主張としては、信頼できるニュースサイトに書いてあるから、

 このゲームは怪しい。」

「ふんふん。」

「つまり、彩は騙されているってことになるよね?」

「ふんふ・・・ん?」

「だって、私は自分の実体験から怪しいって言ってるのに、

 彩は他人の言葉を鵜呑みにしてるだけじゃん?

 やっぱり私のほうが正しいんだよ!」

「・・・・・・。」


やった!ついに彩を説得できた!

でもなんでだろう。

彩の視線が冷たい。

これから人を殺すけど死刑囚だから問題ないよねって感じの冷たい

いや、すべてをあきらめてすべてをさとったような視線が・・・。


「そこまで言うなら、実体験してもらうしかないよね。」

「実体験・・・?」

「もう一度あそこに行こう。

 そして、調べてもらうんだよ。そのゲーム。」

「あそこって・・・?」

「サイバー攻撃対応事務所。」



というわけで、親友との仲を元通りにしようとした結果、

あの忌まわしいビルに再び足を運ぶことになった次第である。


えっ?話が長すぎる?

せっかちは嫌われるぞ!

これでも端折っているのである。

もう少しだけお付き合いいただきたい。


始めてきたときは、わずかながらドキドキ感もあったが、

今回は、虫歯をドリルで削ってもらうために歯医者に行くような、

あまりいい気分ではなかった。


「・・・本当に行くの?」

「ここまで来ておいてそのまま帰るつもり?」


それはもっともな意見である。

来たからには行くしかない。

電車賃だってタダじゃないのである。

ここに足を運んだからには、それなりの成果を持ち帰りたいところ。


覚悟を決めて、扉に手をかける。


「・・・効果音は?」

「今日はない。真面目な話をしに行くんだから。」


彩は、なぜかおこだった。

やっぱり、あの男になにかされたのではないだろうか。


あいかわらずビルの中は薄暗く、

それでいて埃っぽくなく、

刑務所と勘違いするくらい現実離れしていた。


でも、前よりは少し明るくなっている気がする。

たしかこんな照明なかった気がするし、

壁だと思っていた扉も、なんだか入り口のように見えるし、

そう、ここは事務所なんだよ!


だって、看板が置いてある。


「すみませーん。今日は平日ですよね?」

「・・・また来たのか。」


宝くじの当選番号を調べるも、全て外れていて、

大した期待はしていなかったが、やっぱり外れるとがっかりする、

そんな表情で、この冴えない男は言った。


・・・あれ?名前なんだっけ?


「ちょっと調べてほしいんですけど、このゲームがですね。」

「仕事の依頼か?」

「仕事・・・になるんですか?」


なんということだ!

ちょっと調べてもらうだけなのにお金を取ろうとしている。

こいつの頭には仕事しか頭にないのか!


「そのゲームがお前の作ったものだと言うなら、

 脆弱性診断という仕事になる。

 わかりやすく言えば、不正できるかどうかの確認だ。」

「あ、私そこまで頭良くないので。」

「であれば、また、人様の環境に乗り込み勝手に調査することになるが。」


ここで、この男言葉を止める。

なんだなんだ?もしかしてこのゲームに興味があるのでは?


確かにこのゲームは、童貞の好きそうな可愛い女の子が、

いやらしい格好になるシーンが、一部含まれている。

含まれているが、もちろんそんな物を見せたりしない。

見せた画面は健全そのものである。


しかし、これは有名なゲームなので、画面を見た瞬間、

CMで見かけたのを思い出し、ビビッときたかもしれない。

違う!このゲームは彩にやらせたいのである。

仮に始めたとしてフレンド登録は拒否するけれど、

これは、チャンスなのでは?


「もしかして、興味湧いてきちゃったりしましたか!?」

「このゲームは、最近流行りのやつだな。」


きたきたきたきた!

こういう反応が欲しかった!


「悪質な仮想通貨のマイニングを利用料金徴収に採用した、

 情弱しか喜ばないゲームだ。」

「・・・はい??」


思ってたのとは違った。

横を見ると、彩がニヤニヤしていた。

高い壺を売りつけた詐欺師が、被害者に自分の正当性を説明するときに、

『やっぱり文句言ってきたか。でもねぇ、

 それはマニュアル対応で十分勝てるんだよ。』

と、心の中で笑い飛ばしているつもりが、どう見ても顔に出ている、

そんな感じでニヤニヤしていた。


「どうするぅ?続ける~ぅ?

 今なら不戦敗で済むんだけど、ね゙ぇぇ?」

「ま、まだわからないし!

 調査します!調査すればはっきりするんでしょ?」


まだ終わってはいない!

今はウワサに丸め込まれている最中(さいちゅう)である。

はっきりとした証拠がないことには、この勝負決まらない!


「そうだな。俺も一度調査しておきたいと思っていたところだ。」

「えっ?じゃあ。」

「・・・金はもらうぞ?仕事だからできる調査だからな。

 興味本位でハッキングなんて犯罪と変わらない。」


し、仕方ない・・・。

でも、これは想定内。

このための秘策を私は考えて来たのである。

ただぼーっと優先席に座り、電車に揺られながらここまで来たわけではない。


渡された契約書を、今回はしっかりと読む。

なぜ契約書というのは、こんなにも文字が多いのか・・・。


ちゃんと読んでほしいような大切な内容なら、

もうちょっと絵とか使って面白くする努力をするべき!

そう、マンガみたいに!


あと、漢字にはふりがな。


でも、何が書いてあるかわからない。

私が普段使うような日本語で書いてほしい。

よくわからないけど、今回は大丈夫だろう。たぶん。


「・・・今回はちゃんと目を通すんだな。」

「学習しました。

 同じ手は二度と通用しないです。

 よし、この内容なら問題なさそう。

 さあ、彩!」

「えっ。何、私ぃ?」


そう、これが私の考えてきた秘策。


「今回は彩が契約して!」

「・・・・はぁー?」

「だって、このゲームが怪しいって言ってるの彩だよね?

 私は調べなくても怪しくないって思ってるから調査する必要がないし、

 そもそも、ここに行こうって言った言い出しっぺは彩だし。」


彩に契約させれば、私はお金払わなくて済むし、

彩も自分のやりたいことができる。

今回の私は、すごくさえていた!!


「そうか・・・。学習したな。

 で、どうする?俺は構わん。」

「くっ・・・!

 私が払う。一旦は、ね。」


あれ?なんで彩怒ってるの?

おかしいなぁ。誰も損はしてないはずなのに。


「その代わり、このスマホゲームが黒だったら、

 昼ごはんおごってもらうからね?」

「え?うん。いいけど?」


あ、すっごく怒ってるやつだ。

目が怖い!

小学校のころ、3丁目の曲がり角にいた番犬の眼光をしている!

下手に手を出すと噛みつかれかねない。

お昼ご飯を餌に大人しくなってもらおう。


「焼肉・・・。」

「焼肉?」

「奇妙天、一度行ってみたかったし。」


奇妙天!?あの有名人がやたら出入りしている高級店でお昼!?

まあ、私も一生に一度はあそこで食べたいとは思っていた。

雪原に桜の花びらを散らしたような霜降り肉。

一枚何千とするであろう高級な肉を焼肉で・・・。


そんなお金がどこにある?


てっきりコンビニとかファーストフードだと思って軽く返事したが、

これはちょっと予想外で・・・。

いや、スマホゲームが白になれば問題ないか。


「これね、脆弱性診断。

 無料でやるところもあるけど、

 何かあるって決まってるなら初めからやれるところに頼むべき。

 診断はするけど対策はできないという会社に頼む価値はない。

 脆弱性診断の目的は発見ではなく対策。

 できないと言われたら別の会社にまた診断からしてもらわないといけない。

 結果、見せたくもない内部情報を複数に見せることになる。

 差し出されているのは、救いの手ではなく、財産を受け取る手。

 相手の立場に立って考える。

 知らない人間の弱みをなくして何を得る?

 弱みは握るものである。握らせてはいけない。

 最も安全なのは、自分で脆弱性の対策をすること。

 扱い方も知らない兵器をため込む軍隊がどこにある?

 兵器の使い方がわかれば、兵器の危険性もわかり、防衛も的確になる。

 破壊できる者は、守れる者。

 守れる者は、破壊できる者。

 敵も知らず己も知らない者が今世生き残れるかというと」

「・・・彩、そろそろ押そう?ね?」

「あ、ごめん。」


また彩のよくわからない発作が始まったので慌てて正気に戻す。

変な奴と一緒にいるとか変な噂を流されたら友達ができなくなっちゃう!


「ほら、これでいいでしょ?

 さっさといつもの始めちゃって」


というわけで、脆弱性診断?というのが始まった。

なんかよくわからない機械をつないでいるけど、

やっていることはスマホでゲーム。

わかる。わかるよ!その気持ち!

そのインストールを待っているときのドキドキ感!


そうして、無事にインストールが終わり、

いつもの聞きなれた音楽が流れてきた。

私の勝利である!


「え゙?何も変わったところないの?」


これで、焼肉をおごる必要はなくなった。

彩の不安もなくなった。

万事解決である。


しかし、彩はというと、

スーパーの特売に行ったらいつもと値段が変わらなかったような、

信じられないという顔をしていた。

なんで?


・・・そうか。

高スペックな彩は今までに負けたことがないから、

負けたときどういう行動をとればいいかわからないのである!

ここは友人として、そっと背中を押してあげなければならない。


さあ、片道5kmのスイーツのお店に定休日を知らずに行ってしまい、

閉まったシャッターの前で人間がとるべき行動をするのです!


「ほらぁ!やっぱり問題ないじゃん?」

「待て。もしかするとだが、

 例外中の例外だが、ないとは言い切れないか・・・。」


ん?まだ何かあるの?


この男、なにやらパソコンをいじり始めた。

今回は文字ばかりで何をやっているかわからない。

この前は世界地図が表示されたので見ていて少しは楽しめたけど、

さすがに文字ばかりで楽しめって言うのは、

新聞を読んでゲームをやった気分になるような感じである。


でも、何もやることがなければ、文字を眺めるしかなく、

ボーっと画面を眺めていると、


「あれ?この名前って・・・」


神威株式会社。パパの会社だ!

なんでこの男が知っているんだろう?


・・・まさか、ストーカー!?

かわいいとは罪である。


「この会社がどうかしたか?」

「それ、私のパパの会社・・・。」


たまたまだったらしい。

私のかわいさはこの程度だったのか・・・。

冷静に考えて、かわいさが世界に認められていれば、

もっと友達がいてもいいはずである。

冷静に考えるとそうなる。


でも、どういうことなんだろう?

私の大好きなこのゲームは、パパの作ったものではないはず。

なのに、私のパパの会社の名前が出てきた。


「ねぇ、はるにゃん。これ、何の一覧かわかるぅ~?」


混乱していると彩が声をかけてきた。

無意識に蹴った小石が黒塗りの車に傷をつけてしまい、

降りてきたヤクザにやさしく話しかけられるような、

そんな重圧を感じる声だった。


一覧?そういえば、ほかにも名前らしいのがいろいろと並んでいる。

考え込んでいると、彩がこう言った。


「これはねぇ、マルウェアを使ってサイバー攻撃をしている犯人の

 容疑者の一覧だよぉ!

 これがどういう意味か・・・。

 分かる?

 ね゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙?」

「え、つまり・・・。」


信じたくないことだが、理解がようやく追いついた。


「パパの会社がサイバー攻撃してる!?」


彩に、焼肉をおごることが、決定した瞬間である。


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