第241話国が7個できたぞ


そして、国内の貴族たちがやってきた。


「来たか。」


「はい。どうやら、城内に入れろといっています。」


「あまり、暴れられても困る。入れてくれ。」


そして、エリは貴族たちを会議室まで呼んできた。


「これはこれは、なぜ、この王城の中に子供が居るのかな?」


「ふん。こんな子供に王位を譲るとは、王は何を思ったのか。」


「そうだな。それにしても、内装もなにも変えていないとは…やっぱりやる気が無いんじゃないのか?」


そんなことを言って、あからさまに、アインのことを侮辱し始めた。


「はぁ、そんな事言ったって、僕は王座から降りないよ。」


「いえ、貴様のような得体の知れない奴に任せられる訳がない。ここは俺たちがこの国を仕切らせてもらおう。」


「だから、それはできないって。」


「何でだ?それは誰が決めるんだ?所詮、貴様を支援してくれているのはここの城中だけなんだよ。」


「はぁ、やっぱりあの手段を使うしかないのか…」


「何だ?なんか良いのがあるのか?」


「だったら、それは聞いてあげよう。言ってみろ。」


そして、アインは考えていた、案を言った。


「それでは、あなたたちの領地は上げます。」


「は?」


「どう言うことだ?」


「私の権力を使って、何とかして、君たちの領地を国にしてあげるから、がんばってくれって事だ。」


「俺たちに国?」


「ああ、そういうことだな。」


「何だと?そんなに簡単に国を作ることができる訳ないだろ!」


「大丈夫、大丈夫……この大陸の国はほぼ、逆らわないから。」


「は?それってどう言う。」


「気にしなくて良いよ。でも、君たちのために国を作ってあげるから、文句は言わないでね。」


「ああ、国を作ってくれるなら良いんだが…」


「それじゃあ、待っててね。」


そしてアインは、他国の王と相談をして、国を作ることを許可してもらった。


「ただいま。それじゃあ、正式に国を連れるようになったから、勝手に国を強化して言ってね。」


「はぁ。」


「あと、併合するならして良いからね。」


「そんなことする訳ないだろ!せっかく手に入れた国なんだ。」


そういいながら、貴族たちは帰っていった。


「ふ~。やっと帰ったか。」


「アイン様、良かったんですか?彼らなんかのために国なんか作って。」


「ああ、良いんだよ。彼らに国を経営できる訳ない。だって、王城からの支援金を大量にもらっているんだから。」


「しかし、税もなくなりますよ。」


「大丈夫。税より金を持っていっていたから。」


「そうだったんですね。それなら、納得です。」


「まぁ、しばらくは彼らのことを見ていこう。」


こうして、アインは自分の手を使わないで、貴族たちを対処できたのであった。


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