第108話高校の入学式終了
そして夜が明けた。
「それでは行ってきますね。」
「おう、気をつけてな~」
アインは学校に向かって歩いていった。
アインは学校に行くまでもいろいろな人に話しかけられていった。
「やっと着いた。いろんな人に話しかけられたからこの道が長く感じたな。」
そしてアインは学校の中に入っていった。
「あ、今日入学の人ですか?このまま進んでいった先にある扉に入っていってください。」
「分かりました。」
そしてアインは扉の中に入っていった。
「あ、アイン君。久しぶり。」
「久しぶりセシリア。あの2人は?」
「あの子達ならもうすぐ来ると思うよ。」
「そうなんだ。この学校でも同じクラスになれるかな?」
「なれるわよ。してみせる。大丈夫、この学校はゼアル子爵の学校だから、お父様に言えば何とかなる。」
「え、セ、セシリア?」
「大丈夫よ。冗談だから。冗談だから…」
「ほ、本当に大丈夫?」
「本当に大丈夫よ。それにこの学校は学力でクラス分けされるからアイン君がテストで手を抜いていない限り一緒のクラスになれるわよ。」
「そうなんだ。それならたぶん大丈夫だよ。手は抜いていないから。」
「アイン君が手を抜いていないなら今年の首席はアイン君ね。」
「そうかな?まぁ、そうなれればいいなとは思っているよ。」
「あ、2人が戻ってきたよ。」
そして2人が来たところで入学式が始まった。
「私がここの校長をやっているルドルフと言う。」
ここの校長がそういった瞬間に体育館の後ろの方の席から驚きの声が出ていた。
「ルドルフってまさかあのルドルフか?」
「そんなバカな。国内のルドルフといったらあのルドルフしかいないだろう。」
「何で伝説の魔術師、ルドルフ様がいるんだ?」
「ルドルフ様といったら20年前の戦争にて相手の兵を1万人も倒した国内最強の魔術師じゃないか。」
ここの校長がルドルフだということは貴族の中では有名な話だった。
「あの子達って平民なのかな?」
「そうじゃない?ここの校長のことは貴族の中では結構有名な話だからね。」
「それでも平民の人たちにはあまり情報がいきわたっていないらしいからね。」
「そうなんだ。」
そして校長はみんなが落ち着きを取り戻すまで待って、話を始めた。
そして入学式も終盤になったころ…
「それでは今年は王女様までいることだし、皆、王女様を見習ってがんばってほしい。それでは入学式を終了する。」
そして入学式は終わった。
「それではここからクラス分けを開始します。ここに点数表を順位ごとに張っておきますので、確認して、自分のクラスに向かってください。」
そしてアインは確認しに行ったが、アインは首席になっていた。
「やっぱりアイン君が首席だったね。」
「そうだね。それにしても4人とも同じクラスになれてよかったね。」
「そうだね。それじゃあ向かおうか。」
4人は自分たちのクラスに向かっていった。
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