第20話 我が家のおひさま
夫は単身赴任に近い形で、次に数日しか会わない。
そんな相手でも喧嘩はするのだ。
「この前言ったけどさ、お皿洗ったら優しくおかないと傷ついちゃうよ」
「…わかりました。」
些細なことで喧嘩し、仲直りのタイミングがつかめず何となく雰囲気が悪いなんてことがある。
そういうとき、最近の私たちが仲直りする方法は…
「ちーちゃん~、見てってしてるの?」
あんよぴーん!とかわいらしくアピールして、にこにこ笑顔の娘に誘われ会話が始まる。
謝るわけでないけれど、消して解決したわけでないけれど、彼女のお陰で確実に我が家はあたたかくなっています。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます