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    前回の『焔野与左衛門』とあわせて、とても面白く読ませていただきました。
    私事で、不思議な煙草の話や、酒の話が好きなので(あまり書いている人がいないのですが…)安良巻さんの作品で見ることができて嬉しいです。
    『翠ヶ原幻燈園』は、ゆったりとした語りがあやしい世界に惹きこんでくれますね。
    「忘れ形見に花がすみ、……」の語句が、少し恐ろしくも心地よくて好きです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。「星入り」の煙草で先に痺れさせていただいた身ですので、嬉しいお言葉です。
    煙と酒と悪魔、について書いていたのは芥川龍之介だったか、ちょっと記憶があいまいですが、それらのどこか魔術道具じみた気配は私も好きです。

  •  への応援コメント

    翠ヶ原へ行くときは、怪しい銘柄ではない煙草を持って行くことにします。笑

    『〜小さな光の筋を、星のように投げかけてきて。』の表現がファンタジックで、一瞬恐ろしさを忘れてしまうようでした。

    (”毛の太る心地”という言葉が珍しくて思わずネットで検索してしまいました。)

    作者からの返信

    ありがとうございます。魔除けにならない煙草は困りものです。「頭身の毛が太る」は、とても面白い表現ですよね。