第98話 逃げの赤帝? (3)
まあ、こんな感じでさ、子房様は、韓信先生は忠臣であるから大丈夫だと、丞相でもある
『嫌だ! 嫌だ! あいつはもういらん! 戦下手で逃げ回るのが得意な俺の事をいつも侮るような目でみるからいらん! 』
でも、こんな御容姿でね、赤帝自身の頭を振りながら嫌だ! 嫌だ! と、駄々を捏ねる子供のような振る舞いをするのみで、全く持って聞く耳を持たない。
だから仕方がない……。歴史は繰り返されると思いながら、天をいつも仰ぐのだよ。
と、なると?
子房様自身も時を見計らい
だって此度の韓信様左遷には、
おおお、怖いと言う訳でね。
張子房様も宮廷内の陰謀に巻き込まれたくはないので、そろそろ、田舎にで入り女の身一人で暮らそうか、とも、思案をしているようだよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます