１２色の魔術師と物語の作り方

第４話 ２．星占術世界。

　２色め：灰色の世界が表すモノは『利己的主義』『詐欺師』『見栄・虚栄・安いプライド』だ。

　また太陽の通り道、『黄道（こうどう）』上にあるのが『黄道１２星座（ゾディアック）』だ。

　西洋占星術（一般的には太陽の星座を使う）。

　ホロスコープを用いる『占星術』。

　宮を黄経で１２等分。

　宮とは、天球上の黄道を中心とした『惑星（太陽・月などを含む）』が、運行する帯状の領域。

　『水金地火木土天海冥』は、誰でも１度は唱えたことがある『厨２台詞』だ。

　英語名、太陽からの距離の短い順。

　水星　Mercury（マーキュリー）＝ヘルメス

　金星　Venus（ビーナス）＝アフロディーテ

　主に『恋愛運』を占う時に使う。

　地球　Earth（アース）＝カオス

　火星　Mars（マーズ）＝アレス

　木星　Jupiter（ジュピター）＝ゼウス。

　土星　Saturn（サターン）＝クロノス

　天王星　Uranus（ユラヌス）＝ウラノス

　海王星　Neptune（ネプチューン）＝ポセイドン。

　冥王星　Pluto（プルート）＝ハデス

　月　Ｍoon（ムーン）

　・古代より、月は女性と結びつけられてきた。

　・子どもが欲しい女性は、月明かりの中で眠るといいとか？

　・本人の内面を表すモノだ。

　星暦（ほしごよみ）。

　星には、さまざな『色』がある。

　太陽＝黄色。

　オリオン座＝赤いベテルギウス。

　おとめ座＝青いスピカ。

　おおいぬ座＝白いいシリウス。

　星色の違いは『表面温度』による違いだ。

　赤＝２千～３千。

　オレンジ～黄色＝５千～６千度。

　白や青白い＝１万～数万度。

　天体運行が示された暦のこと。

　占星術などに用いられている。

　ヘレネー

　・悲劇のヒロイン。

　・実の父親は王族。母親は平民。

　・義兄、義弟、義姉は『純血』で自分だけが『混血』だ。

　・今風に言うと『オタサーの姫』。

　・天然キャラ。不思議ちゃん。

　・一人女性を巡って、戦争が勃発する。

　・私のために争わないで……。

　・元来は、スパルタで信仰された『樹木』崇拝に、関わる女神だ。

　・語源は、ギリシャ語で『太陽』を表す『ヘリオス』が転じたもの。

　・地上で最も美しい絶世の美女。

　・王族だが『純血』ではなく、平民の血も混じっている。

　・『まるでお日様のように、明るい天真爛漫な女性』だが、小悪魔的なところもあり、無自覚に男を翻弄する魔性を持っている。 　

　・良くも悪くも『マイペース』な性格だ。

　・出生の秘密を持つ『呪われた子』また『宿命を背負った女性』だ。

　・数奇な運命を辿ることになる。

　関連用語。

　・Maiden(メイデン)＝処女。

　・オーガズム（orgasmos）＝ 興奮、腫れ。

　・また、イエス・キリストよりも、聖母マリアの方が人気があるという『女神信仰』について語ろう。

　コレーとは、ギリシア神話を代表する女神だ。

　フローラとは、ラテン語で『花』を意味する、ローマ神話に登場する『春の女神』だ。

　由来は、英語の『フラワー（flower　草花）』と『ブロッサム（blossom　樹木の花）』だ。

　・花が咲かなければ『穀物』も実らないことから『豊穣』の女神としての側面も備えているとか？

　・５月祭（メイディ）と呼ばれる『春祭り』があることをご存知だろうか？

　・年に8回行われる『太陽のお祭り』の一つだ。

　・この晩に森に出かけた男女は、すべて『童貞・処女』を失われるいう逸話が残っているな。

　関連用語：オランダ。ブラックサンタ。夏祝祭。シンデレラの馬車（スレイプニル）。ワイルドハント。北欧神話。節分。