第8編Throwing It All Away

甘い蜜の恋など


別にどうでもよかった


若気の至りでもなかった


僕は17歳のまま


色んな娘（こ）が通り過ぎていったけど


君は特別みたいだ


時が水を跳ねて波のように揺れる


過去なんてすべて投げ捨てればいい


君がいつも涙目だから


僕は思ってるのさ


なにかに哀しみを背負っているなら


僕の上に積み上げていけばいい


僕が代わりに投げ捨ててあげるよ


君が小さい体で背負ってるものの全てを


僕に渡してくれ


明日は君に微笑みを与えるよ


僕も一緒だしね


2018(H30)4/27(金)









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