第6編Thoughts Of Moonlight

冷たい風が吹き抜ける


夢のあとの蜃気楼が


頭をぼやけさせる


今頃君は静かな寝息を立ててるだろう


私の夜は午前二、三時から始まる


特に夜中の4時は頂点の時間


こんな不摂生極まりない私で


君はいいの?


君はピアノみたいに優しい声で


私を認めてくれてるね


Everything ……なんて言葉も


君の真っ直ぐな愛の前には


まったく形無しさ


月も揺れる曇天に


仄暗い夜の色に


いつも君の面影を投影してしまう


それほど君を想ってるということさ


2018(H30)4/26(木)


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