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  • 第1話への応援コメント

    学校で物語論を学びました。テキストは木下順二の「夕鶴」。「オイディプス」も同じ講義で扱いました。

    カタルシスとは、感動とか感激とかいうよりも、いわゆる「山場」ではないでしょうか?カタルシスを得ることで、受け手が情緒の浄化を受けるとネットにありましたが、異世界転生した主人公が物語後半、今まで得られなかったものを得ることに共感したら、カタルシスでは。
    ラノベにもカタルシスくらいあると思いますが。

    ちなみにわたしは純文学、ラノベどちらも擁護しません。

    作者からの返信

    カタルシスを山場と解釈する……面白いですね。

    「オイディプス」やギリシア悲劇も演劇として、観客に披露されましたから、そういっても十分な気もしますね。
    僕も吟味に吟味を重ねた訳ではないので、矛盾するかもしれませんが、
    カタルシスありきで論じるのではなくて、純文学が良いという人もライトノベルが良いという人も沢山いて、それを踏まえて、
    どうしてこの作品が良くて、あの作品は良くないと思ってしまうのかを考えた時、おそらく、読み手が受け取るカタルシスによって区別されるのではないかと思ったんです。(もちろん、純文学ライトノベルその他の区別なくカタルシスは得られると思います。)
    そして、その区別は主観で終わるものではなく、客観的に論じられるものとなることで、純文学と呼ばれ、主観で終わってしまうものをライトノベルと呼ばれ、区別するのではないかと思います。

    これで適切な解答になれば良いんですが、分かりづらいかもしれません。

  • 第1話への応援コメント

    実際そうであるかは分かりませんが、個人的には凄く納得のいく説明でした。

    作者からの返信

    読んで頂いて、ありがとうございます。

    僕も、実際のところ、確かな自信を持っている自論ではないですし、漠然としたものを慢文にしたという感じです……。
    たぶん、もっと納得のいく理論はあるでしょうから、それを知りたいと思って、稚拙ながら投稿させてもらいました。