6月1日 再開で再会
ついに、とうとう、やっと……。
小学校が再開しました。
といってもとりあえず二週間は分散登校。初日は一、五、六年生だけ、しかも出席番号で午前と午後のグループと二つに分けての登校です。
登校班は使わないことにはなっていますが、一年生にとってはこの日が初めての登校。どうするんだろうと思っていたら、集合場所に六年生と一年生が集まっていました。
新しく班長になるはずのリンちゃんとカンナはそれぞれ弟が新一年生。どうせ一緒に行くならみんな揃っていこうということになったようです。
緊張した面持ちの新一年生は十人。午後の部は八人いるそうなので、今年も低学年は大所帯ですね。
途中でナツキちゃんも合流しました。メイちゃん、このみちゃんは午後チームとのこと。
みんな元気そうです。
しばらく会っていなかったけれど、そういえばカンナを見かけた話をしたら……。
「わたし、休みの間に足を四針縫ったんだよ」
「えっ!? 休んでる間に? あんた何やってんの」
私の思いをリンちゃんが代弁してくれました。
「それがね、ガラスの瓶が置いてあって、足で転がそうとしたら割れちゃって」
「あんた何やってんの」
ほんと、何やってんだよカンナは。らしいと言えば、らしいけれど。
突っ込むリンちゃんも、黙って笑ってるナツキちゃんも、らしい反応。
こうした何でもない会話がとってもうれしく感じた朝でした。
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