4月13日 相変わらずな、カンナちゃん
「おじさんはいつまで一緒に来てくれるの?」
と、カンナちゃんから聞かれた。
「カンナちゃんが卒業するまでは、一緒に行くよ」
すると、
「私が五十歳になったら?」
「えーっ、その頃はもうおじさん死んじゃってるよ」
「でも、まだ百歳になってないでしょ?」
「そうだけど……」
「私のひいおばあちゃんは九十八歳だよ」
「そうなんだぁ。長生き家系なんだね」
「おじさんも大丈夫じゃない?」
「うーん、どうかなぁ……」
気の利いた返しが出来ませんでした。反省。
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