吐息が揺れる夜

歳を重ねるごとに

手を 足を 心を

柵が絡めとる


見えない重みに

動きすら封じられ

息すら出来ない


そんな自分の過去ごと

捨ててしまいたくなる

深い夜


手を 足を 心を

伸ばして自由に

夜の向こうへ



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