橋の向こう側
ある橋を渡り向こう側に行くには、その目的を報告しなければならない。
しかし、もしその目的が嘘だった場合は絞首刑に処せられる。
真実であるならば絞首刑にしてはいけない。
ところが、
ある囚人の男が
「私は絞首刑になるためにやってきたのだ」
と言い、処刑人はどうしていいかわからなくなった。
その囚人の男が絞首刑になるためにやってきたという目的は嘘偽りない真実である。
なので処刑人はこの真実を言っているその囚人の男を絞首刑にすることはできない。
しかし、その囚人の男の望み通り絞首刑にするためにはその囚人の男が嘘をついていなければならない。
だが、その囚人の男が「絞首刑になりたい」というのは嘘ではない。
真実を言っているその囚人の男が橋を渡って向こう側に行けたと仮定した場合、
どのような方法を使えばいいでしょうか?
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