チートレス転生者の冒険ラジオ――MC②

純也「うッ! ……ふう……(意味深)」


TAKE2


純也「はいはいどーもこんにちは! え~と、もう8時? 全員集合?」

デビシ「それはむかしのバラエティ番組だろ? あと、もう過ぎてるし」

純也「今もたまにやってるらしいぜ……って、なんでここに……誰だ?」

デビシ「扱いがひどいな! 俺はデビシだ!」

純也「すまん、思い出せないわ」

デビシ「忘れちまったのかよ! 俺は」

純也「はいはいエンテの女性全般の敵ね」

デビシ「覚えてんじゃねーかよっ!」

純也「ということで。こいつはデビシ。傲慢で女好きな変態。女湯覗きが趣味」

デビシ「キャラ付けに悪意しかない!」

純也「おまけに万年借金、詐欺の常習、拘置所の常連、らしい」

デビシ「ひっでぇな、そいつ」

純也「すっとぼけんなよ! お前だよ!」

デビシ「そんなことねーよ! 借金はいつも100万くらいしかないし! 詐欺あれはただの商売だし! 拘置所は週に二回ぐらいしか入ってないし!」

純也「全部あってんじゃねーかぁぁぁぁぁ!」

デビシ「そういうことでだ。質問をどうぞ」

純也「はいはい。え~と……あなたはどうしてクズなのですか?」

デビシ「なんだその質問! 取り消せよいまの言葉! 別の質問にしろ!」

純也「仕方ねーな……。どれどれ? 般若心経を唱えてください?」

デビシ「なんだそれ! 質問じゃないだろ! 質問箱にもそんなリクエストないだろ! というか般若心経って何だよ!」

純也「仕方ねーじゃん、そういうのが来たんだから。まあ、作者が考えてるんだけど」

デビシ「チッ……。次だ次! 別の質問!」

純也「しゃーねーなー。最後の質問」

デビシ「俺への質問数少ないな!」

純也「だってずっと登場してないし。そもそも募集すらしてないし」

デビシ「…………。質問を言え」

純也「はいはい。えっと……ちょっ! これはっ!?」

デビシ「なんだよ、早く言えよ。あくしろよ」

純也「……これを見てくれ……。こんなの読みたくないぜ……」

デビシ「どれどれ……。確かに駄目だ! こんなの送ってくる奴なんてどうかしてるぜ!」


手紙本文(ところどころ省略)

『こういうことをシテください!

ジュンヤ「ウホッ、いい男……」デビシ「やらないか」ジュンヤ「公園のトイレで……」(中略)デビシ「見てくれ。俺のコイツをどう思う?」ジュンヤ「すごく……大きいです……」デビシ「大きいのはわかったからさー、このままじゃ収まりがつかないんだよな」ジュンヤ「え? あ……アッ……あっ……あっ…あっ、アッ――――――!!!」(以下略)

お願いします!』


純也「やめないか」

デビシ「そうしよう」

純也「ということで、ロリ百合の話でもどうぞ」

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