五月四日
早くに目が覚めたので散歩。下弦に向かう月が白いすがたで西に、出て間もない日が東の雲間にある。ふたつの星は静かに村の道を見つめている。
西から吹きおりてくる風で、日かげに入れば肌寒い。なにも考えずに歩いているうちに、日も思い出したか、新鮮なひかりを
水田に自分のかげが長く落ちる。青い空と杉山が映っている。いったい
庭に戻って草取り、いくつか花後の
家のひとが花苗をさっそく植えつける。いま、これを書きながらカモミールティーをいただいている。
夜。視界いっぱいに
(……わたしは化石や鉱石に、そして
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