第54話 魔王さまの誘惑?(6)
う~ん、でも、流石に? そんな貧弱、貧相な乳房を李儒(理樹)に見せ、チラつかせて優艶に誘っても、彼は安易には釣れないとは思う。
まあ、思うのだが、普通の成人男性ならばね。
でもこの後の流れは、冒頭の通りだ!
だって李儒(理樹)の奴は? 思春期だからあっさりと魔王さまの優艶さに惹かれ、釣られてしまい禁断、禁術、パンドラの箱を開け、破り。彼と彼女は、禁断の魔法である異世界ゲートを開くのだよ、だけではない。
二人というか?
魔王さまが己の持つ、時空を自由に移動できる扉を作り、破壊までできる伝説の聖剣──。
そう、あの? 後漢最悪、最低の丞相である魔王董卓仲頴が自ら。あの曹操孟徳へと手渡し、授けたと言われる伝説の聖剣【七星剣】で、「やぁあああ~!」、「とぉ~!」と、甲高い声音を放しながら破壊までしてしまったのだ。
もう二度と異世界のへの扉を閉じ、閉めることが不可能なぐらいの荒行事──。恐ろしい所業を二人はまた、『あの時?』と、同じようにあっさりとおこなってしまう。
己の性の性と欲望心を抑えきることができずにね。
だから『知らない~』、『知らね~』と、思いながらも。仲の良い若い二人の優艶な様子を凝視しながら堪能をすることにするから。
では今回は、さようなら~。また~。会う日までだよ~。
◇◇◇◇◇
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