(仮題)詩集

ソルア

暑さ

土の香りが運ぶ朝

サンダルひっかけ飛び出せば

ひんやりした風 素肌を撫でる


コンクリートが焼ける昼

半袖姿で駆け出せば

石段 ゆれる君の影


花火の残り香 帰り道

屋台横目に 顔を覗けば

またあそぼう と 夢をこぼした

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