さすらいの座敷童子
空は我が口笛
流し流され満ちてゆく
空は我が幸
そなたを見つめる熱視線
空は我が頬
ゆるみ強ばる百面葬(ひゃくめんそう)
空は我が喉
枯れゆくときの虚しさよ
しゃんしゃんしゃんしゃん
鈴鳴らし
今宵の宿を探す度
鼻緒が痛む草小道
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