第22話2018年8月下旬
ところで、皆さまは五年後、十年後のビジョンをお持ちでしょうか?
毎日通勤して、理不尽なことで意味も分からず上司に責められる。精神的に疲れたところで残業を命じられる。
お風呂にすら入る気力がない状態で帰宅する。それを、三百六十五日を一周に何回も、何十回も繰り返す。
女性であれば、そのうちシミやたるみが顔に現れる。
男性であれば、疲弊の証として髪が薄くなり、唯一残るのは真っ白な十数本。
これが、多くの方が見えているビジョンではないでしょうか?
私が言いたいのは、このように今ある日常を基準に受動的に見るものではありません。
あなたが、心から望むがゆえの見ているビジョンです。能動的なものです。
このストーリーで申し上げるとしたら、私の場合、二年後にファイナンシャル・プランナーの資格を取得、その間にこれまでの社会人経験を活かしてお金のセミナーで五十人の席を満席にして、満足度九十五パーセントを達成する。
対象は小学生から高校生のヤング部門、大学生から新卒三年以内のフレッシュ部門、こどもにお金を学ばせたいママ部門の三つ。
小説も書きながら、インテリアアドバイスもしながら、セミナーで皆さまの成長のきっかけを作る。
これが、私が見るビジョンです。
もちろん、それを達成するまでにある程度の準備は必要です。
その一つが、ファイナンシャル・プランナー資格勉強のために必要な講座料金。
強制的にその環境に置くことで、独学よりも効果を得られると踏んでいます。
その費用のために貯蓄に頼らず、インテリアアドバイスと公募している作品の賞金で講座料金十二万円の倍の金額、二十四万円の利益を出す。
そして一括現金払いで、講座受講を開始する。
これが、ビジョンに必要な準備の一つです。
受動的と能動的の決定的な違いは、妥協で選んでいるか、自分が本当にやりたいから選んでいるか、ということです。
あなたは、見えているビジョンのために何もかもを諦めますか?
それとも、努力を重ねてでも現実化としてその目で見たいビジョンを選び、行動を始めますか?
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