第2話 娼婦ロボ
廃棄された娼婦ロボには愛がインストールされていた。
ロボは村外れで疫病にかかっている青年に会った。どんな人でも愛せるロボは青年と一緒にいる時間が増えた。
ある日ロボが青年の手に触れた。
「寄るな売女! もうここへは来るな」
傷つきながらも愛すことしかできないロボは去った。
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