たべすぎ

クリームメロンパン

第1話 白菜が大変

毎日おいしいものがありすぎるんです。

食べることは生きることで食べないことは死ぬことだけど食べ過ぎることはなにのこと?


おいしいものを食べるのは私の人生なので、きっと私の作業日誌は食べたものを書くのが正しいはず。

ただしく ただしく ごまかさずに

というわけで


コーヒー

生クリームメロンパン

ソーセージパン

椪柑二切れ

三ツ矢サイダーキャンディみっつ

カレーパン

ホワイトチョコ

もやしと鶏肉と豚肉の麻婆春雨

ごはん

バナナ黒酢

ヨーグルト


以上本日の幸せの数。


私はもやしはきらいですけど

安いから買ったんです。

だって今ちょうど好きな白菜は高くて、


一パック 八分の一切 百円。


ということは一玉八百円、

八百円あれば

ハーブスのケーキも

大師巻三袋セットも

とらやのようかんミニ二本セットも

牛丼特盛りも

京急川崎二郎のラーメンも

全部白菜で買えるってことだよ。


白菜大変だな。


そんなわけで今私の中では白菜が通貨になっているのですけど、

一白菜800円として一杯のラーメンが一白菜、デニーズのちょっといいハンバーグセットドリンクバーつけて二白菜、CD一枚買ったら三白菜、息子のカードゲームのデッキレア入り一パック四白菜、ホテルのランチビュッフェ五白菜、セールのスカート六白菜。


そう思うと通貨としては白菜重いわ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る