1-Last 探求者達の住処
【SIDE:ユウガ・フェリテ・リヒター】
案内された先のテントをくぐるとベットの上にはミイラの様に包帯で全身を巻かれた人が横たわっていた。その周囲にはやややりすぎと思えるほどに看護師が何人もついている。
「あ、あぁ……ユウガ君……良かった、無事だったんだね……」
包帯巻きの男は掠れた声で言った。
「その声、まさかフラム王様?!」
変わり果てた姿のその人はアルカシエルの王、フラム・ブルームだった。
「その姿……無事なのですか」
「無事……か。僕は……」
フラム王が辛そうに激しく咽ると黒い煙を吐き出した。
「ハァ……うん。時間が……ない。あぁ……君と、もっと、話をしたかっ、た」
「無理をしないで下さいよ!」
「もう、何をしても結局は、同じさ」
フラム王は自嘲気味に鼻で笑った。
「ユウガ君……知っているかな、この火事の原因は……」
フラム王は事の一部始終を語った。
それはあまりに唐突な出来事だった。
何の前触れもなく、突如獣愚の軍団が現れ町を荒らしだす。人間が何をしたというのか、理由もない、ただただ理不尽に命を奪われ街を崩壊させられた。
その一国の王であるフラム王の心境は察するに余りあるだろう。そしてそんな彼の命ももうすぐに尽きようとしている。
「ユウガ君……君は……希望なんだ。僕らのような力を持たぬ人々の……自分勝手で、人任せ……それでも、希望なんだ」
「フラム王様!」
「だけど、力を抜いて。壁にぶつかっても……深呼吸するんだ。君は……勇者で有る前にユウガ君なんだから……」
ユウガに語りかけるとしばらく考え込むような素振りを見せた。だが、或いはもう意識が薄れてきているのかもしれない。
「これを……君に授けるよ」
「これは?」
差し出されたぶるぶると震える手には不思議な立方体が握られていた。
ヒューと情けない呼吸音がテントに虚しく響いている。
「ゴホッ……お守……り……して……れは…………か、ぎ…………」
「王様!!」
突然、ぷつりとフラム王は頭を落とした。もう時間が来てしまったようだった。
悲しみに浸る余裕もなく看護師に追い出されるようにして外に出る。手渡されたお守りをポケットにねじ込む。
ユウガの視界の端に慌ただしく動く影が映った。
「リンベル!」
その影は城で別れたきりだったリンベルだった。
「ああ!! ユウガじゃない!」
一目こちらを見るとリンベルが詰め寄ってくる。
「……分かってたのね? 私のこと」
「なにも、有名人じゃないか」
「ついていくって言ったのに」
「あの時は仕方なく……」
しばらく、リンベルの理不尽なお叱りを受けた。
「よくぞご無事で。さぁ、プロッセータに戻りましょう」
「大丈夫よ、ちゃんと手紙も送ったの。あなたについていくって」
「そういうの問題じゃ……」
「フラムさんの仇を討ちたいの」
急に真面目な顔をして言った。
「私には分かるわ。そこのテントで……そうでしょ」
リンベルはさっきまでユウガがフラム王と話をしていたテントを指差した。ユウガは頷いた。
「私にとっても、あの人は家族みたいなものよ。私がお城に飽きてアルカシエルにくると前代の王様に隠れて私にアルカシエルを案内したりしてくれたの。他にも色々ある」
「……」
「わがままなのは分かってる。でも、ついて行かせて欲しいの。きっと役に立ってみせる」
そう語るリンベルの目は今までと違った強い意志が揺らめいていた。
そんな風な目で懇願されるとどうにも断り辛い。
「分かったよ。でも悪いけど俺は命の保証をする事はできないよ、俺はプロッセータの兵士や騎士じゃないからね。いくら君が一つの国のお姫様だとしても、だ」
「もちろんよ」
気持ちが揺らいでいるような様子はない。どうやら本気らしい。
ユウガはゆっくりと頷いた。
「改めて、私はプロッセータの姫、リーベル・プロキスタよ。よろしく」
「ああ、俺は勇者のユウガ・リヒターだ。これからよろしく」
ユウガはリーベルと握手を交わした。
とは言ったものの、次はどこへ向かえばいいのだろう。
「ユウガ様」
その時、ユウガの背後から声が。
「あ……シルバさん!」
その声の主はフラム王専属の執事、シルバ・ウィグのものだった。
「無事だったんですね」
「ええ。残念ながら私は、ね」
憂いを帯びた表情でシルバは言った。やはり、彼にもフラム王の訃報が届いている。
「くよくよしてても仕方ないんじゃないの」
「……ええ。全くその通りです。私にはまだ仕事が残っています」
「仕事?」
小さく頷くとシルバはユウガの方に向き直った。
「ユウガ様、私を旅のお供につけていただきたいのです」
「ええええええ!!」
ユウガ達の声が重なった。
「自分の命は自分で守ります。無論、旅の邪魔になるような真似も致さないと約束しましょう。私は戦闘もできますし、ユウガ様には分からないような情報をお伝えする事も出来ます」
「で、でもアルカシエルの復興とかあるんじゃないんですか?」
「確かにあるかもしれませんが、これはフラム王様の最期の頼みなのです。貴方様の旅のサポートをしろ、と。無理強いはいたしませんが……」
ユウガは突然の申し出に困惑した。本当にいいのだろうか。
アルカシエルがこうなっている今、重要な人材である彼が不在になってしまうのはきっと良くない。
「ねぇユウガ。私は賛成よ? こんなに優秀な人がいればまさしく百人力ってやつじゃない! 次の目的地だって、すぐ決められるわ」
リーベルがユウガの腕を引っ張って二人でシルバに背を向け、少し距離をとると話しかけてくる。
「それはそうだけど」
「それに、世の中色んな国と色んな王様がいるのよ。面倒な王様の相手だって任せられるし、もっと言えば何でもかんでも任せられるわ!」
妙な程に嬉しそうにリーベルが語る。ユウガは苦笑いだった。
「はっきりと聴こえておりますよ」
「うひゃああ!!」
一歩も近づいていなかったシルバがニッコリとした顔で声をかける。アルカシエルに来て以来リーベルはずっと叫んでいる印象だ。
「や、やややっぱり反対よ。私あの人苦手よ! アルカシエルの為にも、残って……」
「それも丸聞こえでございます」
「うひいい!!」
二度目のこのやり取りを眺めてユウガは何となく心が和んだような気がした。
「シルバさん、よろしくお願いします」
「……分かりました。こちらこそお願いします」
「ゆ、ユウガあ!」
気のせいかもしれないが、さっきからリーベルを驚かして遊んでいるシルバの顔はやたらと楽しそうに見えた。
「さ、今日の所はこのキャンプで休んでまた明日に出発しましょう」
「ええと、どこに向かうんだい」
「決闘の国、カルメズィークです。言わずと知れた大国の一つですね。勇者の靴があるという話です」
決闘の国。確かプロッセータでもその国の話が出ていた。
断片的にしか知らないが国民の等級が決闘での戦歴で決まる強さ第一の国……だとか。
「ユウガ、明日ね。私は看護師のお手伝いがあるからもう少しやって行くわ。もしユウガも火傷が痛んだりしたら私に言ってもいいわよ」
「ああ、分かった」
そう言うとリーベルは他のテントへと駆けていった。忙しそうにしていたのはこの為だったのだ。
「彼女、やっぱりリーベル・プロキスタ姫様ですよね」
「え、ええ、まぁ」
「同行させても問題ないのでしょうか? 本人の了承を得ていたとしても場合によっては世間の目は厳しくなってしまいますよ」
「大丈夫だと思うんですけどねぇ。根拠はないので勘ですが」
ユウガは苦笑いした。それを見ると、シルバは何も言わなかった。
「私達も休みましょう。特に、ユウガ様の傷は大変そうなので」
シルバはユウガの体に巻かれた包帯を見ながら言った。
「ちょっとこの包帯が大袈裟なだけで実際は大した事でもないですよ」
「であれば良いのですが……。とにかくご療養ください」
「ええ」
ユウガはテントに戻り、堅い藁の
ユウガは拡声器の音で目を覚ました。もう朝になっている。周囲にはほとんど人が残っておらず皆外にいるようだった。そしてその外では避難民達のこれからについての説明が行われている。
この様子だとユウガは寝過ごしてしまったようだ。
「リーベル達の所に早いとこ行かないとなぁ」
ユウガは立ち上がった。体の節々が痛い。火傷の痛みというより、寝違えたような痛みだ。でもあんな所で寝たのだから無理はない。
テントを出ると丁度キャンプの奥程にリーベルとシルバの影が見え、ユウガは駆け寄っていった。
「ずいぶん遅いじゃない。もう十一時」
「ご、ごめん」
「ユウガ様も連日忙しかったのでお疲れだったのでしょう? 責めるような事でもありませんからお気になさらず。それより、ユウガ様の分の朝食のご用意がありますよ。と言っても、この時間ですと昼食ですが」
「それじゃあ、お腹も減ってるので遠慮なく……」
ユウガは笑いながら言った。その昼食はおにぎりが一つ、とても少量でちょっと物足りなかった。
「ま、この状況じゃ仕方ないわよね。私もまだお腹減ってるもん」
ユウガがおにぎりを食べ終える。
「それでは、準備が整い次第カルメズィークに立ちます。ユウガ様も、お身体の方は大丈夫でしょうか」
「うん。身体は問題ないし、荷物も手持ちのもの以外は全部アルカシエルの宿だったから燃えちゃったかな」
「私も荷物は手持ち以外は燃えちゃったわ」
「では……道中に村もありますからそこらで補給をしながら向かいましょう。中々の長旅になりますよ」
馬などが使えると良かったのだが、このてんやわんやではユウガ達のような個人に回ってくる様なものは少ない。
「じゃ、出発!!」
「リーベル、はしゃぎすぎないでよ」
「リーベル様、ピクニックではありませんからね」
「な、何よ二人して急に子供扱いして!!」
何となく、リーベルは危なっかしい。
ユウガ達はカルメズィークを目指して林を歩いていた。
「ねぇ、結構歩いたんじゃない?」
「まだまだ先でございます。途中の村までも多少距離がありますからね」
確かに中々の距離を歩いた。もう日は傾いてきている。
「今日は野宿になるかもなあ」
その時、周りの茂みからガサガサと音が聞こえてくる。
「
シルバが叫ぶ。すると突如空から数本の雷が小さく落ちる。落下地点には虫のような姿をした獣愚が雷を浴びて倒れていた。そして黒い粒子と共に姿を消す。
「シルバさんって魔法使いなんですか!?」
「ええ。一応は……」
グラッ……
その瞬間、ユウガ達は足元が歪む様な感覚に襲われる。
そしてすぐに真下の地面が大きな音を立てながら崩れ落ちた。
うわああああ!!
そのまま地下に三人は落下して行った。
そして不意に強い衝撃が走る。
「うう、いてて……」
「何なのよ、もう!」
「まさか、地下に空洞があるとは……先日の雨で緩くなっていたのでしょう。そして私の先程の魔法で崩れたという所でしょうか」
ユウガは上を見上げてみる。結構な高さから落ちたことが分かる。
「君達、一体どうしたんだ?」
その時、洞窟から歩いて来た見知らぬ男が声をかける。その男は頭に白いバンダナを巻いていて、そこにゴーグルをかけている。
バンダナから緑がかった髪が一本変な風に飛び出してしる。
「んー、そのなりじゃあトレジャーハンター志望ってわけでもなさそうだなあ」
「ええっと、あなたは?」
悪い悪いと言いながら姿勢を正してユウガ達に向き直った。
「俺、チェルト・ラピッド。トレジャーハンターやってんだ。よろしく!」
「俺はユウガ・リヒターだ。こっちの二人は仲間の……リンベルと、シルバ」
「はい。シルバ・ウィグと申します」
「……リンベルよ」
まさか大国の姫だと明かす訳にはいかないのでリーベルの名前だけは隠しておく。
「ゆ、ユウガ・リヒター……って勇者だよな?! この前の新聞で見たぞ!!」
ユウガの名前を聞いたチェルトは驚いたような顔をする。
「スゲー!! あ、勇者の証ってのを持ってんだろ? ちょっとでいいから見せてくれ!!」
チェルトはユウガにぐいぐいと詰め寄った。ユウガが証を見せるとチェルトは興味深そうに証を眺めた。
「あの、チェルト様。私達、この洞窟から出たいのですが出口はご存知ですか」
「ああ、知ってるぜ。ついてこいよ、案内する」
「本当!? 助かるわ!」
「当然だろ?」
チェルトはにっと笑いながら洞窟を歩き始めた。ユウガ達もそれについていく。
しばらく歩くと、壁にロウソクが立てられていたり、人の手の関わりが見られるようになる。
そして、ユウガ達は行き止まりにぶつかった。
「……? 行き止まりじゃない」
「おいおい、ちゃんと見ろよ。ここ、扉がついてるだろ」
チェルトが指をさした先には木製のドアが洞窟の壁の中にあった。
「一体どこに繋がっているのですか」
「それはな……聞いたことないか? "
「なぜこんな所に?」
「それは……上に聞いてみないとわかんないな。ま、とりあえず入れよ」
促されてユウガは扉を開いた。内装は町の酒場のようになっていてそこに何人もの人が麦酒を呷って騒いでいた。
「騒がしい所ねぇ。でもこういう所は私好きかな」
「……おう、チェルト! 戻ったか。……ってそれは客か?」
扉の近くの席に座る屈強で大きな体をしたスキンヘッドの男が声をかけてくる。
「ああフェルゼン。ちょっとしたサプライズゲストさ」
「サプライズだぁ?」
「ま、ま、聞いてろって」
フェルゼンと呼ばれたその男はユウガ達を訝しげに見つめた。
チェルトが「ほら、自己紹介してくれ。あ、ユウガは最後な」と耳打ちした。
流されるままにユウガ達はチェルトにしたように自己紹介をする。
最後にユウガが自己紹介を終えるとフェルゼンは目を丸くしていた。
「お、おいおい。その名前に、その指輪。まさか……本当にあの勇者か?!」
「へっへー。そうなんだよ。俺も偶然会っただけなんどさ。凄いだろ!」
何故かチェルトは自慢気に言った。
「でもよぉ。なんで勇者がこんなトレジャーハンターなんかに」
「それはだなぁ……」
チェルトは突然ピタリと動きを止めて考え込んだ。そして不意にユウガの顔をみると不敵に笑った。
嫌な予感がする……。
「おいチェルト?」
「……ん、悪い悪い。実はさ、勇者としての修行の一環で俺達の探索に付き合いたいって言うんだよなぁ」
「えええ! 何言ってるのよ!! 私達そんなに暇じゃ……」
「いやぁ、勇者も忙しいだろうから俺も止めたんだけどさ、どうしてもって言うもんだから」
リーベルのつっこみを遮ってチェルトはやや強引に話を進めた。ユウガもシルバも苦笑を隠せずにいる。
「待ってくれ。そんなの俺達聞いてな」
「それにこのベースには寝床もあるし、食料もある。しかも安全。見たところユウガ達は野宿の準備も何もなさそうだぞ?」
「うぐっ……」
痛い所を突かれる。アルカシエルの一件でほとんど旅の準備が整っていないのは事実だ。
「おいおい、無理を言ってやるなチェルト。どう考えてもお前の嘘っぱちだろうが。すまねえな、俺の相棒が」
「い、いえいえ」
フェルゼンはチェルトの頭を手で押し下げながら頭を下げた。どうやらフェルゼンはチェルトよりは良識のある人物のようだ。
「やれやれ、これ以上はどう足掻いても面白いように話がどんどん進むだけでしょう。それに、私達の蓄えは当てにならないですからここに泊めてもらった方が賢いと思いますよ」
「うーん……でもその方が確かにいいよね。なんだかんだ俺もトレジャーハンターって気になるしさ」
「いや、私はお宝の方が気になるな」
とにかく満場一致だ。どちらにせよここで下手をして追い出されればテントもないので夜風に晒されながら寝る事になってしまう。
「フェルゼン様、私達その探索に協力しましょう。もちろん賃金はいりません。それにやはり勇者としての修行にもなるでしょうから」
「おいおい、本当に言ってるのか?」
「ええ。代わりと言ってはなんですが一晩ここに泊めていただきたいのです。心苦しいですが、先程のチェルト様の発言も図星でして。蓄えがないんですよ」
フェルゼンはグラスの麦酒に口をつけ、腕を組んで考え込んだ。
「ま、構わねえよ。ただ、その命は保障しないぜ。勿論戦えるんだろ?」
「ええ、元よりそのつもりです。そうでなければ条件として成立しませんからね。必ずお役に立つと約束致しましょう。もし足手まといと判断されたら即刻切って構いませんよ」
ほぉ、と呟いたフェルゼンはグラスに残った麦酒を呑み干してから立ち上がった。そしてシルバの後ろに待機するユウガとリーベルを睨めつけた。
「お、俺も勇者として必ず役に立ちますぅ!!」
「わ、私も役に立ってみせます!!」
そしてフェルゼンは愉快そうに微笑む。
「ガハハハハ!! 気に入ったぜ。……おう! 皆、聞け!!」
フェルゼンは部屋中に声を響かせる。するとさっきまでの喧騒が嘘のように静まり返った。
「明日の探索に臨時で参加する事になった勇者御一行だー! どうだ、凄えだろ」
「俺が連れてきたんだからな!」
その宣言に部屋のトレジャーハンター達がざわめき立ち始める。
「今日も飲むぞ!! 存分にもてなしてやれー!!!」
おお、おおおおおおおおおお!!!!!!!
フェルゼンの声を合図に正直しつこいほどに大きな声が響いた。するとまた元通りの……いや、先程以上の喧騒が始まった。
大量の人々がどっとユウガ達に押し寄せて群がる。
「俺とリンベルはお酒は飲めないよ」
「はっはっは、何を呑むかなんて関係ないね。ジュースだって何だっていいのさ。何なら俺は先週誕生日で酒が解禁されたばかりなんだ!」
「え、じゃあチェルトって私達より歳上!?」
「本当か? なんか以外だ」
「何だよ、バカにすんじゃねーよ!!」
チェルトの声に周りから耳が壊れるような大量の笑い声が上がった。
「シルバさんよ、あんた、呑める口か?」
「ええ、それなりには」
「ガハハ、言うねぇ!!」
一方シルバとフェルゼンは隅っこのテーブルで向かい合って酒を酌み交わしていた。
ユウガ達をも巻き込んだこの騒ぎの熱はしばらくの間冷めることはなかった。
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