金属悲鳴
悲しみを叫ぶ痛みを叫ぶ
どんなに鳴いても許されない
悲しみを叫ぶ痛みを叫ぶ
どんなに泣いても許されない
熱で溶かされ意識が薄れる
鳴くことすら出来なくなる
意識が戻るころにはもう
私の知らない私がいるの……
苦しみを嘆く辛さを嘆く
嘆き叫んでも相手にされない
苦しみを嘆く辛さを嘆く
嘆き喘いでも相手にされない
私に出来る唯一の抵抗
温度を冷たく身を硬く
でも、所詮は無駄な抵抗
私はすぐに変わってしまう……
いつかは錆びて朽ち果てる
何故、ほっといてくれないの?
私は錆びて朽ち果てたい
悲鳴や痛みはもういや!!!
熱で溶かされ意識が薄れる
鳴くことすら出来なくなる
意識が戻るころにはもう
私の知らない私がいるの……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます