第2話3月13日の私

昨日の夜に、母に今までされた事を少しだけ話した。



そしたら母は、「妄想するの好きだね!」



「そんな事した覚えないから!!」




「そんな風に思われてたなんて、あなたよりもっと私の方が悲しいよ…。」




と言われた。






私は別に母が嫌いで言ったわけじゃない。



ただ、鮮明に思い出した事、フラッシュバックや悪夢で苦しんでる事を話しただけなのに…。






言わなければ、よかった。

母を傷付けてしまった……。







そしたら、兄が出てきた。




「いつまで、昔の事を引きずってるんだよ!」




「おまえは甘え過ぎなんだよ!」





「おまえがいると迷惑なんだよ!!」





「自分の事しか考えられないんだな!」





また、兄に対して恐怖心が出てくる。








そう。私がおかしいんだ!!

何も出来ない私。

家族に迷惑ばかり掛けてる私。





居なくなりたい……。






今日の朝は昨日の夜に、いっぱい泣いたからか、夢を見る事はなく熟睡できた。






父と気分転換に車で、珈琲店に行ってモーニングを食べた。




その後は姉と合流して、3人でショッピングに行く事にした。





父と姉がいる時は安心する。







昨日の夜は母と兄に対して不信感と恐怖があり絶望の中にいた。

自分自身を取り乱して、「家を出て行く!死んでやる!」

と騒いでしまった事に、もっと冷静にならなきゃと客観的に思えた。






でも私が悪いと分かっていても、上手く自分でコントロールが出来ない。





それもまたツライ……。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る