第3話『ぱんつくって詐欺』
「ねぇ妹。パン作って」
「ぱんつ……」
「どうした?」
「お兄ちゃんが言うなら、5000円で食べててあげてもいい」
「え、意味わからない」
「……なら、わたしが5000円払う」
「パン食いたいの?」
「……?」
「いいや、パン自分で焼くよ」
「ぱんつ詐欺ですか」
「なんだよそれは」
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