私が貴女を思う気持ちに

偽りなんて一つもないのに。


この気持ちは"罪"だと、

大人たちは遠回しに言ってくる。


触れて、愛して、壊してしまいたい。

手に入らないと実感するたび、

手を伸ばしたくて堪らなくなる。


そんな顔で笑わないで。

無闇に私に触れないで。


無邪気な貴女はとても残酷。


誰か教えてよ。

性別なんて、そんなに大切?

私にはちっともわからない。



一体みんなは

誰のルールに従ってるの?



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る