まだ
やめてしまいたい、こんなこと
と思う度に
まだだ諦めきれない、と
誰かが背中を押した
もういいや、と思う度に
まだだ見ていてもらいたい、と
誰かが背中を押した
どんなにガラクタだらけでも
どんなに読み返さない本でも
どんなに積み上げられたゲームでも
捨てることができなかった
それは何度も「まだ」と叫ぶから
ここで止まっても止まるなと
背中を押されるから
だから、まだ
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