日常

慣れた手つきで業務作業を行うのは

どうも味気のない毎日であった

その日常が大切な未来の為ならば

こんなルーチンワークも苦にはなるまい

今日も一人また一人と現れては

私の仕事を増やしていく

私は仕事をこなしていく


そこに感情はなく

そこに物語もなく

そこに非日常もなく

緩慢な毎日で

ニュースだけが日常で非日常であった

寂しさだけが少し残るが

これが正解だと本能が言っていた

だから明日も似たような時間を巡り

またこの机で食事をしながらニュースを見て

趣味をこなし、眠りにつく

それでいい、それでいい

これが日常だ

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