これは興味深いです。支援カキコ

物語の導入部なので判らない部分が多々あり、そのためこれからどのように進展し、どのような問題と対峙していくのか、続きが楽しみです。人格の管理、干渉という着眼点に惹かれました。パーソナルクラッカーという呼称には、なんか響きが格好良くて良いなぁとちょっと憧れを抱いてしまいましたが、二話に於ける人格干渉の過程――破壊や再構築、改変といった説明を拝読した今では、うすら寒い恐怖を感じてしまいます。パーソナルクラッカーの手段は、定義としてはロボトミーに近しい技術なのでしょうか……。人格干渉が当人の与り知らないところで発生してしまう辺り、近未来的世界観の闇を垣間見た気がします。
文章に多少の荒削りが感じられ、拝読中に引っかかる箇所が少々ありましたが、同時に発展途上のさなかであるという魅力も充分に伝わってきたため、一話から続けて読み進めることができました。物語の展開と併せて、とても期待が持てます。これからも頑張ってください。