フロイトの密室への応援コメント
何故、男は切断した遺体の左手を本棚に安置したのか?ーー
という謎を解明するにあたって、心理学的・精神分析学的な観点と芸術的な観点から考察しているのが興味深かったです。
また、
聖孝のキャラクターが完成されていて、京とのやり取りにその個性が発揮されていて、彼ならこう言う、というのがその都度頷けて、読んでいて面白かったです。
京の憧れる黒井さんが何故聖孝の出した結論を知っていたのかーーこれが新たな謎です。(2人は実は付き合っている?!)
『ドグラ・マグラ』は気になる本ですが、読むのがちょっと怖くて躊躇し続けています。
作者からの返信
読了ありがとうございます。
精神分析学、芸術の二面からの推理は実は製作段階の私の思考が反映されています。この小説は私の家に巨大な蜘蛛が出現してビビりながら2日間程かけてやっと撃退した (動きが早くて逃げられてしまい・・・・・・)というエピソードが元ネタなのです(笑)
逃げられている間は気が気でなく、「巨大蜘蛛が少女の手だったらいいのに」などと考えながら序章の部分を書きました。この時点ではほとんど普通の部屋に手首があるというデペイズマンを描いていた面が大きく、その後解決編があれば読みたいという友人がいたためフロイトを持ち出しました。
白井京と聖孝は私が作ったキャラではあるのですが実はミステリ仲間との合作リレー小説 (現在は未公開)で初登場させたキャラクターだったりします。なので初出以降のキャラ造形は仲間に感謝ですね。京の親戚が関わる事件に巻き込まれたことがあるという作中の回想がそのリレー小説に当たります。
黒井ミオへの謎は唯一残された謎ですね。この黒井とミス研会長の白井肇は次作『オムファロスの密室』に登場していたりします。
『ドグラ・マグラ』ぜひ読んでみてください(笑)
読み切ることさえできれば傑作です。
フロイトの密室への応援コメント
構成の仕方がプロ並みに感じました。なんいうか、勉強になりました。二人の語り口もテーマも凄く好みでした。最高です
あとドクラマグラの下りは笑ってしまいました。
作者からの返信
読了ありがとうございます。
お誉めいただけて嬉しいです。
こういうタイプの作品を好んでいる人が少なくて(私自身は自分の好きなものを書いているのですが)、こういう趣味全開の小説を読者の方に受け入れていただくことができるのは本当に貴重なことだなと思います。
『ドグラ・マグラ』は作者の私の愛読書でもありますが、京にはまだ早いかもしれませんね(笑)