第5話 おっちょこちょい 3月27日(火)

 昨日、職場でコーヒーを飲んだ後、片付けるのを忘れて帰ってしまったことに、出勤中に思い出しました。


 まずい~! 


 今更何ですが、駆け足で職場へ。


 「おはようございます」って部屋に入り、自分の机の上を見ると、そこにはコーヒーカップがででんとあります。


 幸い、見渡しても、人はいません。

「しめしめ、今の内」と、片付けようとすると、ガラリとドアを開ける音が!


 あちゃー、ばれちゃった・・・・・・・。


 「もう私ったら、おっちょこちょいで、昨日片付けるのを忘れて帰って・・・」


 てへぺろではないですが、軽く流してしまおうと、おちゃらけてみました。


 すると、みんな忘れて帰ってしまうことがあるという話になりました。


 「私は、湿布を忘れて帰って職場で貼ったことがある」

 「筆記用具を忘れたことがある」


 他の人の、持って帰るのを忘れた色々な物の話しは、けっこう面白くて、私だけではないんだと、ホッとして、それじゃ駄目じゃんと心の中で1人ツッコミをしました。

 

 ありふれた出来事の、たわいのない会話。


 それが出来るのも、今の職場の環境が良いからです。


 それが嬉しくて、ちょっぴり以前の所が哀しくなりました。


 この何気ない会話が出来る日常が、ずっと続くといいなぁ~。


 それが、今日の私の小さな幸せな出来事。ハッピー・ライフ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る